一月ほど前の話なのだが・・夜オフィスに営業マンが訪ねてきて、一緒に食事をする事になった～近くの食事処に向かうので、交差点で信号待ちをしているとき、不意にその営業マン・・
「あれ？これ、前からありました？」と、その、交差点角に在る建造物を見上げながら、私に尋ねる。
「あぁ～これね・・随分前から在るけど・・あまり意識してみた事なかったなぁ～」と、私～
すると彼 「これ、路面電車のポイントを切り替える建物なんですよ～今は、ポイントの切り替えは電子制御で行なわれますが、昔は電鉄の職員が此処から目視して、行き先のポイントを手動で切り替えていたのですよ」
透かさず私 「えぇ～！これ、交差点の交通状況を見張る建物じゃないの？此処に警官が立って、其れを見張るものだと思ってたぁ～・・」
「そうですよね～そう思われて居る方のほうが多いかもしれませんよ・・それに、普通の方は、ポイント切り替え操車塔 何て言葉も知らないでしよ・・まぁ～鉄道マニアの方以外は判らないでしょうねぇ～」と、彼・・
「Ｓ君 詳しいね～鉄道好きなんだ」
「いえいえ、そんなに詳しくは無いのですが、これと似た様な物を何処かで見た記憶が在るだけです・・何処だったかなぁ～・・随分前でしたからねぇ・・・」
心の中で私・・ガァ～ン！！！～そうだったのかぁ～・・知らなかったぁ～そう言えば、随分前にあの塔は何？と、人に聞かれて何の躊躇も無く「警察の見張り台」と、答えたのを覚えている・・そうかぁ～これ、電車のポイント切り替え操車塔と、いうのかぁ～(/_;)・・正に「灯台下暗し」だなぁ～覚えておこう・・(-_-;)・・
その夜、帰館してからこの「ポイント切り替え操車塔」の事を検索してみたら、やはりそうだった～今は使われていないが、緊急時には使われるそうだ～因みに別名「鬼太郎の家」とも呼ぶらしい・・・
「ポイント切り替え機？（レバー？）のある風景↓」
http://blog.goo.ne.jp/meranmeran21/d/20090909
「追伸 「灯台下暗し」の意は、あの岬に在る「燈台」では無く・・「灯明台（とうみょうだい）」の事で、昔その「灯明台」の中の油やろうそくに火を灯して、辺りを明るくする室内照明具（蜀台の様な物）の事で～この事は知っていた男・西風であった～（*｀▽´*） ウヒョヒョ～」
