少し前の話なのだが・・TVをつけると、NHKで「恋する日本語」という番組を放送していた。何気なく見ていると、心の中で、「あれ?この題名、何処かで聞いた事がある・・」と、番組を見ながら考えていた・・
・・暫らくして、「あっ!思い出した!文庫本の“恋する日本語”だ・・」と、気がついた。実はこの文庫本、去年の春頃だったか?本屋さんで偶然見つけ、購入し拝読していた。
いや、偶然と言うより、映画「おくりびと」の脚本でその名を知った、放送作家でもある「小山薫堂氏」の名が背に出ている事で、興味本位に手に取ってみた・・と言うの本当の所なのだが・・
表紙を開き、目次に目を通すと・・
あえか 涵養 紐帯 気宇 転た 相生 如意 赤心 玉響 僥倖 夕轟 終夜 恋水 恋風 刹那 客愁 洒洒落落 滝枕 喃喃 心掟 一曲・・等々~
全部で“35”の言葉が記されている。知っている言葉も少しはあるが・・正直その殆どは読めないし書けない、ましてや意味など全く判らない~(かなしぃ~涙)
ページを捲ると、どうやらこの言葉を恋物語に置き換えて“35”からなるショートストーリー仕立てになっている。勿論、各物語の最後に言葉の意味も添えられていて、日本の美しい言葉も勉強になるし、そして甘く切ないラブストーリーも面白い。
そんな「恋する日本語」が、まさかTVドラマになって放送されるとは思いもしなかった。さて、ドラマを観終わったら、今度はもう一度「恋する日本語」を拝読してみましょうか~(笑)
NHK「恋する日本語」のHP⇒http://www.nhk.or.jp/koisuru/
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