先日、神戸(須磨)から友人が訪ねてくれた。懐かしく思い私に逢いに来てくれたのだが、どうやら「秋の宮島」を観光したいのが本音のようだ~(笑)~まぁ~理由はどうであれ、数年ぶりに逢う旧友との再会は特別なものがある・・
中央奥に「五重塔」 左に見え隠れする屋根は「豊国神社(千畳閣)」
7年前のH15年10月に、彼の奥様が他界したことを知らされた。当時、その電話でやり取りをしたきりだった。記憶の糸を辿って行けば、面と向かって彼と話したのは、確か奥様が入院している神戸の病院にお見舞いに行ったときだったから・・そうすると・・8年前、H14年の夏以来だろうか?・・本当に久し振りの再会だった。
前の晩、酒の席で私が「どうして此処(広島)を訪ねる気になった?」と質問すると、透かさず「H美の七回忌が去年(H21)終わったし・・切りの良い所で、気分転換に小旅行をと、思い立っただけやけど・・其れにどうせ行くなら、久し振りに君にも逢いたかったしな・・それなら山陽・山陰を巡ってみようと・・・」
境内に在る「天神社」 絵馬・・沢山の人の願い事が託されている・・
「へぇ~そうなんだ・・考えてみたらY君、此処(広島)に来たの今回初めてやね・・神戸と広島じゃ案外近すぎて、今まで来る事も無かったか・・」
「そうやね・・山陽道使って来たけど、ゆっくり走って約3時間少々・・本当に近いなぁ~新幹線だともっと早い・・」
大聖院入り口の「仁王門」から97段の石段 石段中央に見えるのは「大般若経筒」 さわりながら登ると無類の福が得られるそうだ。
彼のそんな溜息交じりの話しぶりから、何か他に理由が在るような気がしていたが・・すると、当時入院中の奥様が、退院したら宮島に行きたいと、特に秋の紅葉の宮島を訪ねたいと病院のベットで語っていたそうだ・・
私の察するに、去年奥様の七回忌を無事済ませた事で、気持ちに踏ん切りを付け・・本当は元気になった奥様と2人して訪ねる筈だったのに・・その彼女が見たかった宮島を自身の足で歩き、その光景を目に焼き付けておきたかったのかもしれない・・
・・宮島の紅葉のピークは10日ほど前だったが、明日は未だ大丈夫だろうか?・・内心、そんな心配をしながら、友人の話に耳を傾けていた私だった・・
ピークの過ぎた宮島の紅葉だが、場所によっては綺麗な紅葉が残っていた~
さて、今年を振り返ると、旧友達が三組も訪ねてくれた。訪ねてくれてはその都度「平和公園/宮島」を案内したなぁ(笑)~お蔭でプロのガイド並に知識を得たような気がする~(笑
松平山から望む 海を挟んだ対岸には「廿日市市街」が見える・・
宮島四季の宿「わたなべ」 大聖院入り口の石段の真ん前に在る御宿 一日の宿泊を三組までに限定。勿論、昼食だけでもOKだ。去年、友人も此処で宿泊して、凄く良かったと感激していた。私も一度機会を作って訪ねてみたいと思う・・
「追伸 時期的に紅葉のピークの過ぎた宮島だと思っていたが、以外に綺麗な「紅葉/黄葉」が残っていた。次、紅葉の画像Upします」