その昔、大野呂の「庄屋」だった邸内に一歩足を踏み入れた瞬間・・わぁ~涼しいと感じた。
ここは、築後198年経つ日本家屋・・「広兼邸(ひろがねてい)」~
「 広兼邸」・・この名を聞いて・・おや?と、思われた方いらっしゃるのでは?そうです、あの横溝正史原作、小説「八つ墓村」のロケに使われた「豪邸」です。
映画のロケ地として昭和52年(石坂浩二主演)と平成8年(豊川悦史主演)の二度にわたり全国に放映された事で一躍有名になった「日本家屋」です。
文化7年(1810年)建築されたこの家屋の年齢は、今年で198歳・・もう直ぐ200歳の誕生日を迎える「木造建築物」だとは信じられ無いくらい、保存状態は素晴らしいものでした。
遠く離れた所から眺めると、それはまるで城壁のようにも見え・・~(゜o゜)外から一頻り、家屋と庭を観た後、今度は邸内に・・・一歩足を踏み入れた瞬間・・わぁ~涼しいと感じました。
高温多湿の日本~その日本の風土をちゃんと考えて建築される「日本家屋」は、やはり世界に誇れる素晴らしい建築技術ですね。
毎日コンクリートの家屋に居る私たちは、こうして偶にではありますが・・木造家屋の中に身を置くと、なんだか心落ち着くのは何故でしょう?~やはり、是も遠い古の時代から続く日本人としてのDNAがそう思わせるのでしょうか?・・・