山からの帰り道、この近くに現役の「茅葺家屋」が点在するのを思い出し、少し寄り道をしてみる事に・・この集落入り口には木造の「小学校分校」が在るが、確か数年前から「休校」に指定されていて去年完全に「廃校」されたと聞く~
その「学び舎」の前を通りゆるい坂道を下った処に画像の景色はあります。 ツバメが飛び交い、水田には水が張られ、此処にも本格的に「田植え」の季節がやって来たのだと思った・・
林道を結構長い距離走行し、かなりの緊張感を強いられたが・・この茅葺家屋が水田に写る景色をみて「ホッ!」と、したのか・・一気に緊張の糸が切れて逆に睡魔が襲ってきた~(/_;)
車から降り一頻り周りの景色を撮っていると、何処からか子供の声が・・どうやら声の主は、私がカメラを向けている方向から聞えてくる。 注意深く見ると、小さな子が大人の人と手を繋いで水田の畦道を此方に向かって歩いて来る姿が確認できた。
声が届く距離にまで近づいた所で、私は帽子を脱ぎ少し大きな声で「こんにちは」と言って 会釈をしたら、先方も会釈を返してくれた。
その「畦道」から「アスファルト道」に出た所で、普通に会話が出来る程の距離に二人を見る事が出来る。大人のその方は初老のご婦人で、お話しから「お孫さん」と散歩に出てきたそうである~(^^♪
おばあちゃんの手をしっかり握るその幼女にも「こんにちは」と声をかけると、恥かしいのか?それとも私の顔が怖いのか? おばぁちゃんの後ろに隠れてしまい、顔だけ出して「真顔」で私をジッと見る~心の中で幼子とは言え、今時これほど「シャイ」な「お子」が居るのだと思うと正直嬉しかった~・・ 一時、そのご婦人からこの集落の事や学校の事など色々立ち話しをして、沢山の事を知り得ることが出来、とても感謝した~
10分も話しただろうか?「じゃ~さようなら~またね~」と言いながら、その幼女に小さく手を振るとやはりジッと私の顔を見ながら、小さくバイバイを返してくれた。それじゃ~失礼しますと言いながらアスファルト道を歩いて行く二人の背中を見送っていると、何とその幼女が後ろを振り返り私に、又バイバイと小さく 手を振ってくれた~勿論、真顔で・・♪~ヽ(´▽`)/~♪
さて、こうして今日も一日、人の優しさに触れる事が出来、そして日本の「原風景」を堪能できた事で英気を養えた~又明日から元気一杯頑張っていきますかぁ~♪
『画像 ①左下に二人の姿が在ります ②おばぁちゃんといっしょ~♪・・この幼女3~4歳児 まるで「いわさきちひろ」さんの絵の中に出てくる、とても愛くるしい子でした~因みに此処から約一時間近くかけてバス通園するそうです ③水田に写る逆さ絵が心和ませてくれます~ヾ(^^ )』