北野武監督の「ソナチネ」は優れた作品というより日本を代表する世界に送りだせる映画だそうです。
物語はヤクザ映画でおなじみの組どうしの抗争を描いているだけのようですが
沖縄の青い海や空を背景に無邪気に戯れるヤクザな男たちとは対照的に描かれる無感情の暴力場面はあまりにも冷酷であり鮮烈で美しくもあり、醜く、人間の「死」というものを身近かに感じさせます。
そんな中に彼は"ビートたけし"としての単純な"笑い"と取り入れています。
Joe Hisaishi(久石譲)による音楽がその情景を盛り立てています。本の最南端の島沖縄の風景が印象的でした。
Sonatine--Scena 20
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