藤原政文のほっと・どりーむメール

☆「ホッ!と」したり、「ほっと」する話題を「ホット」に綴ります。

東北地方太平洋沖地震

2011年03月27日 | 本日のほっと・ほっ!と・ホット
 『この度の東北地方太平洋沖地震は、大規模な津波と原発事故を伴った未曾有の災害であり、多くの尊い命と貴重な財産を失う、想像を絶する甚大な被害をもたらしました。
犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆さまにお見舞いを申し上げます。そして、被災地の一日も早い復興を願うものであります。
いまなお続く余震の中、さらには目に見えない放射能の危険性に脅かされながら、不自由な避難所暮らしを余儀なくされている方々の心情を思うと、いかばかりかと心が痛みます。
日々報道される惨状に、『何かできることはないか』と雲南市内でも多くの市民の皆さまから義援金が寄せられ、救援物資の提供がありましたが、日本国内はもとより、世界各地から救援、支援の輪が大きく広がっています。
『がんばれ東日本、がんばろう日本』の願いとともに、一刻も早く被災された方々の元へ届き、復興の一助となることを願うものであります。
 今回、海外から注目された日本人の秩序ある行動の根底には、他人(ひと)を思いやる心があると思います。
いま改めて永井隆博士の『如己愛人』の精神と、『人と人との絆』の大切さを認識し、被災された地域の皆さまが明日に向かって希望をもって生きていただけるよう、私たちは最大限の支援をしていきたいと思います。』 ~雲南市議会3月定例会 最終日 議長冒頭口述より~
 私にとって忘れることのできない議会になりました。
 上記のあいさつの後、全員で黙とう。その後、議事に入り、『東北地方太平洋沖地震災害に関する決議』を全会一致で決議しました。
 3月11日以来、悲惨な映像の毎日。犠牲になられた方が1万にを超え、今なお行方不明も多くいらっしゃるようです。余震が続き、原発事故による被害も広がっています。
 重ねて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。

 一日も早い復興を願い雲南市民のみなさんからも義援金、救援物資が寄せられました。
 救援物資は、受け入れ体制のこともあり送り先が検討されてきましたが、生協しまねさんのご尽力で雲南市の救援物資は、福島県会津若松市に届けられることになり、25日出発式がありました。


10トン車に積み込まれた救援物資は、雲南市商工会、雲南市、雲南市職員組合が窓口となり取り扱われたものです。
毛布(814枚)、バスタオル(2,231枚)、フェイスタオル(11,890枚)、使い捨てカイロ(12,110枚)、大人用おむつ(30袋)、子供用おむつ(27袋)、854名の方から寄せられたものです。

速水市長のあいさつの後、生協しまねの安井理事長に目録が渡されました。

その後、たくさんの人に見送られトラックは出発しました。14~15時間をかけての輸送になるそうです。
 被災に遭われた方々の一助になるものと思います。


 3月定例会は、3月3日から24日まで開催されました。

 今回は初めて会派代表質問も行われました。一般質問は12人が登壇。

また、しっかり審査するために常任委員会は、各2日間の開催でした。


提案された議案は、すべて可決されました。

 また、会期中に「尾原ダム試験湛水中に湧水のため、完成延期」の報道があり、急遽、全員協議会を開催。雲南市に何の報告もない中、報道発表されたこと、ダム本体の安全性など厳しい意見がだされました。
 ダム建設事業の基本理念である「誠意と温情」がここにきて揺らぐものであり大いに遺憾であります。「ダムの安全性の確保、湧水の原因究明と対応、連携体制など誠意ある対応」を強く求めました。
 また、私の「誠意と温情」発言が誤ったとらえ方で報道され抗議。
 震災対応に加えこのようなこともあり、いつもと違う議会となりました。

 また、例年ですと、閉会後、退職者の送別会が開かれますが、今年は、震災のため中止。代わりに、議場にて送別式を行いました。



 本会議に出席された部長級6人のご勇退になる皆さんに対し、慰労と餞のあいさつと花束贈呈、6人の方からのあいさつ、記念撮影と続きました。
 ご勇退されるみなさんには、震災対応、ダム対応等々で最後の最後まで夜の地元説明会も含めご尽力いただいています。
 これまでのご労苦に敬意を表し感謝申し上げ、「生涯現役」のご活躍をお祈りいたします。


 その他、この間の出来事の報告です。
 温泉地区のスポーツ交流会にお招きいただき、久しぶりにソフトボールを楽しみました。

 参加者は、地元温泉地区のみなさん、ダム工事のJVのみなさん、島根県、雲南市の職員。3チームで総当たり戦。結果は、・・・。途中で次の会合へ。

 今度は議会チームも参戦・・・?


 少子化に伴い学校の統合・廃校が余儀なくされています。先般は塩田小学校の閉校式に出席しました。

137年の歴史に幕をおろし、来年度からは、大東小学校へ通学することになります。

「誇りを持って、塩田っ子がんばれ」とエールを贈ります。
式典の後、児童による素晴らしい歌や太鼓が披露されました。



その他にも、いろいろな行事に出席をさせていただきましたが、災害もなく平穏に暮らせることのありがたさを痛感しています。
彼岸を過ぎたのにまだ雪がちらつき、寒い日が続きます。被災地にも、我々にも春が待ち遠しいところです。

 



 

 



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2 コメント

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久し振りでしたね (松江の同窓生)
2011-03-28 12:36:28
沢山の記事を読ませてもらいました。いろんな事があったこの間でしたね。ダムは残念でしたが早期に発見出来て良かったのでは?漏水元は見つけにくいかもしれませんがしっかりと対応しないと大事になりますからね。
一昨日に里に帰ったら積雪がありびっくりでした。タイヤ交換をしていなくて幸いでした。昨日交換をしましたよ。
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やっと春 (藤原政文)
2011-03-31 22:19:36
松江の同級生さん、コメントありがとうございました。
 本当に忘れることのできない3月議会でした。
 やっと春になった感じがします。

 それにしてもあの大震災の被害の大きさ、悲惨さは・・・。
 貴方の業界にも影響が出てきているのでは・・・?
 明日から新年度のスタートです。
 頑張ろう日本!!
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