藤原政文のほっと・どりーむメール

☆「ホッ!と」したり、「ほっと」する話題を「ホット」に綴ります。

3.11

2014年03月11日 | 本日のほっと・ほっ!と・ホット
「3.11」(さんてんいちいち)と言っただけで誰もがわかるほど固有名詞になった3月11日の今日、あの東日本大震災の日から3年が経ちました。

 3年前のあの日、私は、市議会産業建設常任委員会に出席していました。休憩中に観たテレビの報道、何が起きたのか状況が掴めないまま委員会が再開、そして、閉会後、事の大きさに驚愕しました。ところが、それもまだ途中経過でした。帰宅後、次々入ってくる情報に、ただただ呆然としました。
 翌日は、姪の結婚式の為、益田市入り。電話で議会事務局長と今後の対応について協議、披露宴が終わるとすぐに帰りました。
 翌日からも、これまでに経験をしたことのない未曾有の大災害の状況が次々と入ってきました。
 雲南市議会でも3月定例会最終日の本会議の冒頭、異例の犠牲者の方々に対する哀悼の意と被災者の皆さんへのお見舞いを述べ(雲南市議会2011年3月定例会 最終日 議長冒頭口述よりは、こちら。)、全員で黙祷を捧げました。
 そして、議事に入り、『東北地方太平洋沖地震災害に関する決議』(こちら)を全会一致で決議しました。

3年前のことが、昨日のように思い出されます。


あれから3年、復興は、まだまだとの報道に、改めて一日も早い復興を祈らずにはいられません。
一方で、「自分に何ができるか」と問われると・・・、答えに窮するのも現実です。

そんな中、3年目の「3.11」をむかえる直前の3月8日に、「地方をちょっぴり豊かに暮らすidea会議「佐世かふぇ」に行ってきました。
ここで、被災地 気仙沼市の方々から生の声を聞くことができました。


高校生の発想力と行動力、そして、プレゼン力。教えられること、得るものがたくさんありました。


底上げYouthの活動は、マスコミにもたくさん取り上げられています。
「気仙沼さ!はまらいんや!」--底上げYouth 阿部愛里
「恋人」ゆかりの地 観光PR 気仙沼 高校生「ツアー」考案   
気仙沼で地域活性を進める高校生団体
「底上げYouth」前編
「底上げYouth」後編
「高校3年生、今、自分らしさを求めて~私のギャップイヤー計画」 (阿部愛里さん、宮城県気仙沼西高校 3年)
「気仙沼を、若い力で盛り上げたい!」 高校生団体が観光リーフレットを制作


 また、代表の阿部愛理さんは、防潮堤問題を軸に被災地の将来像を話し合う「東北の美しい未来を考えるフォーラム」のパネラーとしても参加しておられ、しっかりとした考えを持っていらっしゃることも分かりました。
目に見えなくても
(昨日の参議院予算委員会で安倍総理から「地域の実情に合わせて」という答弁がありましたが、阿部さんたちの声が届いたのかなと思いました。)


 彼女たちだけではなく、多くの高校生をはじめ若い人たちが、懸命に活動していらっしゃる様子を報道で知ることができました。

 「今頃の若いもんは、スゴイ!」強く感じました。

 先日、直接お話をきかせていただいき、「忘れないで」、「実際に来てください。」が望んでおられることと受け止めました。
そして、今の自分にできることは、「忘れないこと」、「繋がること」と感じました。

「Remember 3.11」

 改めて、犠牲者の方々のご冥福をお祈りし、被災された皆さまにお見舞い申し上げ、一日も早い復興をお祈りいたします。


花は咲く NHK PROJECT

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