久しぶりのぶらり一人旅。
目的地は島根県。
車で6時間程かかるこの場所へは、夜9時に到着。
翌朝。
降水確率70%。。。
多少ウンザリしながら出発。
しかし雨は最初の10分降ったきり。やった。
先ずは出雲大社。
改修工事中なので、大社は見れなかったのですがあの大きなしめ縄は健在。
ここは、「2拝4拍手1拝」というやや特殊な拝礼方法。
先日亡くなった祖母の為に、拍手は鳴らさず。
国歌にででくる細石(さざれいし)
神社と言えばこの方。鼻ピカピカ。
ヘーイパース。大国主大神。
予習の為に読んでいた古事記に、この方の父もしくは祖先のスサノオノミコトが当然ながら出てくる。
この方(神様)がもう無茶苦茶。。。
スサノオ:お母さんに会いたいな~と父に申し出る→父激怒!出て行け!→えぇ。。。仕方ない出て行来ます。でもその前に姉に一言あいさつしてからね→姉「あいつは悪事を働きそうだから完全武装。とりあえず背中に1000本の矢を背負って迎え撃つ!」→スサノオ「あ、姉ちゃん!僕は悪いことはしないよ!信じてよ」→姉「じゃあ証拠を見せろ!」→と、スサノオ見事純粋な心で女神を3体生むことに成功→姉「あら、やるわね。信じるわ」→スサノオ、やったーイエーイ!と調子に乗り田畑を破壊し糞便を辺りにぶちまけ、機織係の小屋に皮を剥いだ馬をぶち込みその人を殺してしまう・・・→姉、岩屋の中に引きこもる。。。
突っ込みどころは沢山ありますが、凄いの一言に尽きます。
不良とかそんなレベルでは無いです。超やんちゃ。
観光客が増えてきたので、宍道湖に移動。
シジミ漁。広く潮の香りが強い。
松江城へ。
やや紅葉していました。
小学生が見学にきてました。
城下で菊の展覧会が催されており、そこに来ていた市長に向かって城の上から小石を投げていました。。。好かれてますね、市長。というか、多分市長。あの方はとても市長っぽかったので。
周りの堀。
城下町には和菓子屋さんが沢山。
看板犬。近づくと吠えます。。。
小泉八雲博物館を楽しみ、昼食。
かも南蛮そばと、割り子そば。
うまかったです。
時間があったので、カーナビにて周辺検索。
「水木しげるロード」
お土産屋さんばかりです。平日なのにそこそこ人が居ました。観光地化成功ですね。
そして、前から来たかったキス釣りの聖地、「弓ヶ浜」
雨予報だったので、釣竿を置いてきたのを悔やむ。
夕食は駅の中で。有名なお店。
店に入ると、店員さん一名。「いらっしゃい」も無い。
えーと、と戸惑っていると、壁向きの席を用意された。店内には背中を向けた状態。
ん??
メニューを見る。別紙を参照とあるので、別紙を探すが無い。
先ほどの店員さんの目の前にあるので、これいいですか?と聞くと、あ、との事。
一応一通り注文。
さすが有名な店だけあってうまい。刺身も絶品だ。
うまいですね~と褒めると、店員さん段々テンションが上がってきてとても口数が多くなる。
赤水という地元の魚の酒蒸しの最後に出してくれたときには、もうとてもいい人。詳しく説明していただきました。
日本海側の気質というのか、陽気な九州育ちにはやや馴染みの無い接客でしたが、過剰なサービスをしないだけで仕事はしっかりするというとても素敵な文化なのではないでしょうか。
ちなみに、コンビニの店員さんもこのタイプの接客の人が多かったですね。
翌日は足立美術館へ。
庭園のみ撮影OK!
5年連続日本一の庭園。さすがに美しい。。。
紅茶タイム。
とても素晴らしかった。3時間ほど居ましたが、まだまだ滞在できました。
ここもツアー客が多く、「興味の無い人」がほとんど立ち止まらずに駆け抜けて行くのが悲しく印象的でした。
私語も大変多く、数々行った美術館の中でも一番ウルサイです。特に60歳くらいの方々。
けんか腰で注意されて、なにやら殺気立ってました。。。情けない。
見たかった作品の一つである大観の「紅葉」。
大作なので、コの字型の展示場の一番奥に飾ってあり、ここではその迫力に皆無言。
と、そこに、
「カシャ!!!カシャ!!!」とまさかのシャッター音が。
皆が振り向き無言の圧力を掛けるも意に介さずのカメラおじさん。やっぱり60歳くらい。
とそこへ、帽子を被った紳士が登場。
カメラおじさんの肩をポンと叩き、「庭園は撮影できますが、作品の撮影は禁止ですよ。シャッター音も響いて皆様に迷惑ですから」と柔らかく注意をしてくださった。
カメラおじさんは、ごにょごにょ言い訳しながら退散。
皆心の中で帽子紳士に拍手喝采感謝多謝。
平穏が戻った会場。皆笑顔。
しかし、その2分後。。。
どぉぉぉぉん!!と地を這うような轟音が!
コの字会場の大きなガラスが響いている!
なんだ?地震か!と辺りを見回すと、先ほどの帽子紳士が頭を抑えてうずくまっているではないか。
どうやら展示してある作品を食い入るように見ているうちに、ガラスの存在を忘れ思いっきり頭を打ち付けてしまったようだ。。。
僕は笑いませんでしたよ。ブログのネタにはしましたが。
お腹がすいたので昼食。美しいものを見たので、名物のどじょうを食べる気にならず近くのフレンチへ。
上品な味でした。
そして、帰りの山道でみつけたススキ畑。
初めての土地で、色々文化の違いがありましたが、とても楽しく満足でした。
次回は足立美術館を中心にまわろうと思います。砂丘もみたいな。
目的地は島根県。
車で6時間程かかるこの場所へは、夜9時に到着。
翌朝。
降水確率70%。。。
多少ウンザリしながら出発。
しかし雨は最初の10分降ったきり。やった。
先ずは出雲大社。
改修工事中なので、大社は見れなかったのですがあの大きなしめ縄は健在。
ここは、「2拝4拍手1拝」というやや特殊な拝礼方法。
先日亡くなった祖母の為に、拍手は鳴らさず。
国歌にででくる細石(さざれいし)
神社と言えばこの方。鼻ピカピカ。
ヘーイパース。大国主大神。
予習の為に読んでいた古事記に、この方の父もしくは祖先のスサノオノミコトが当然ながら出てくる。
この方(神様)がもう無茶苦茶。。。
スサノオ:お母さんに会いたいな~と父に申し出る→父激怒!出て行け!→えぇ。。。仕方ない出て行来ます。でもその前に姉に一言あいさつしてからね→姉「あいつは悪事を働きそうだから完全武装。とりあえず背中に1000本の矢を背負って迎え撃つ!」→スサノオ「あ、姉ちゃん!僕は悪いことはしないよ!信じてよ」→姉「じゃあ証拠を見せろ!」→と、スサノオ見事純粋な心で女神を3体生むことに成功→姉「あら、やるわね。信じるわ」→スサノオ、やったーイエーイ!と調子に乗り田畑を破壊し糞便を辺りにぶちまけ、機織係の小屋に皮を剥いだ馬をぶち込みその人を殺してしまう・・・→姉、岩屋の中に引きこもる。。。
突っ込みどころは沢山ありますが、凄いの一言に尽きます。
不良とかそんなレベルでは無いです。超やんちゃ。
観光客が増えてきたので、宍道湖に移動。
シジミ漁。広く潮の香りが強い。
松江城へ。
やや紅葉していました。
小学生が見学にきてました。
城下で菊の展覧会が催されており、そこに来ていた市長に向かって城の上から小石を投げていました。。。好かれてますね、市長。というか、多分市長。あの方はとても市長っぽかったので。
周りの堀。
城下町には和菓子屋さんが沢山。
看板犬。近づくと吠えます。。。
小泉八雲博物館を楽しみ、昼食。
かも南蛮そばと、割り子そば。
うまかったです。
時間があったので、カーナビにて周辺検索。
「水木しげるロード」
お土産屋さんばかりです。平日なのにそこそこ人が居ました。観光地化成功ですね。
そして、前から来たかったキス釣りの聖地、「弓ヶ浜」
雨予報だったので、釣竿を置いてきたのを悔やむ。
夕食は駅の中で。有名なお店。
店に入ると、店員さん一名。「いらっしゃい」も無い。
えーと、と戸惑っていると、壁向きの席を用意された。店内には背中を向けた状態。
ん??
メニューを見る。別紙を参照とあるので、別紙を探すが無い。
先ほどの店員さんの目の前にあるので、これいいですか?と聞くと、あ、との事。
一応一通り注文。
さすが有名な店だけあってうまい。刺身も絶品だ。
うまいですね~と褒めると、店員さん段々テンションが上がってきてとても口数が多くなる。
赤水という地元の魚の酒蒸しの最後に出してくれたときには、もうとてもいい人。詳しく説明していただきました。
日本海側の気質というのか、陽気な九州育ちにはやや馴染みの無い接客でしたが、過剰なサービスをしないだけで仕事はしっかりするというとても素敵な文化なのではないでしょうか。
ちなみに、コンビニの店員さんもこのタイプの接客の人が多かったですね。
翌日は足立美術館へ。
庭園のみ撮影OK!
5年連続日本一の庭園。さすがに美しい。。。
紅茶タイム。
とても素晴らしかった。3時間ほど居ましたが、まだまだ滞在できました。
ここもツアー客が多く、「興味の無い人」がほとんど立ち止まらずに駆け抜けて行くのが悲しく印象的でした。
私語も大変多く、数々行った美術館の中でも一番ウルサイです。特に60歳くらいの方々。
けんか腰で注意されて、なにやら殺気立ってました。。。情けない。
見たかった作品の一つである大観の「紅葉」。
大作なので、コの字型の展示場の一番奥に飾ってあり、ここではその迫力に皆無言。
と、そこに、
「カシャ!!!カシャ!!!」とまさかのシャッター音が。
皆が振り向き無言の圧力を掛けるも意に介さずのカメラおじさん。やっぱり60歳くらい。
とそこへ、帽子を被った紳士が登場。
カメラおじさんの肩をポンと叩き、「庭園は撮影できますが、作品の撮影は禁止ですよ。シャッター音も響いて皆様に迷惑ですから」と柔らかく注意をしてくださった。
カメラおじさんは、ごにょごにょ言い訳しながら退散。
皆心の中で帽子紳士に拍手喝采感謝多謝。
平穏が戻った会場。皆笑顔。
しかし、その2分後。。。
どぉぉぉぉん!!と地を這うような轟音が!
コの字会場の大きなガラスが響いている!
なんだ?地震か!と辺りを見回すと、先ほどの帽子紳士が頭を抑えてうずくまっているではないか。
どうやら展示してある作品を食い入るように見ているうちに、ガラスの存在を忘れ思いっきり頭を打ち付けてしまったようだ。。。
僕は笑いませんでしたよ。ブログのネタにはしましたが。
お腹がすいたので昼食。美しいものを見たので、名物のどじょうを食べる気にならず近くのフレンチへ。
上品な味でした。
そして、帰りの山道でみつけたススキ畑。
初めての土地で、色々文化の違いがありましたが、とても楽しく満足でした。
次回は足立美術館を中心にまわろうと思います。砂丘もみたいな。