(数日前からのつづき)
今回の曲は、山々の一日を音楽で表現しているようだ。
…いうなれば、アルプス¨24¨(『これは、アルプスでおきた24時間に起きた出来事である…』的な感じ。(わっかるかなあ~?ジャック・バウアー風)
冒頭は、夜から始まり、日の出~楽しい山登り~草原では牛の群れにも遭遇したり、美しい滝がでてきたり、またひどい雷雨にもみまわれたりする。
そしてなんとか下山し、再び山は何事もなかったかのように、静かに夜を迎える…。
雨だの、滝だの、雷だの、牛だの、沢山の擬音を打楽器では表現する
曲のはじめ、夜明けを表現する場所…大きくクレッシェンドのかかる大太鼓と小太鼓のロールはまさに、いまにも日の出しそうな朝焼けを表現し、合わせシンバルが入って太陽がカーーッ出て昇るかんじだろうか。
草原にでると、たくさんの牛が草をはんでいる。
牛の首に下げているカウベルを複数の打楽器奏者でカランコロンならす。
ランダムに、しかも譜面にはこまかに指示があって、『ここで音を増やす』やら、『ここから消えるように』など、なかなか演出も凝っている。
今回は、指揮者の好みで、カウベルを演奏する場所は三階の客席に置された。
担当の二人は、他の楽器を直前までステージ上でおこない、猛ダッシュで三階まで駆け上がる。
それで、ぎりぎり間に合うくらいの間しかない。
リハーサルの時に、そのカウベル周辺を他の楽器のために何度も繰り返す羽目になり、二人は、そのたびに何度も移動したため、疲れ果ててしまい、気の毒だった。
当初、わたしがカウベルの予定だったから、アワワ、私だったら、こんなに一気に運動(!)したら、午後はもう足ガクガクだったわ(弱)
滝の場面では、吊しシンバルとトライアングル、グロッケン、木管楽器で水しぶきや、きらきらひかる水面を表現。
そして雷や嵐の場面では、サンダーシートや、ウインドマシンといった、本当に、これらの音を作るためだけの?楽器を使用。
たいていは、周りの大音量(100人近いメンバー全員がff!+パイプオルガン)で、よく聞こえないこともあるので、マイクやアンプなどの力を借りる。
そう…今日は、バンダの金管楽器群やパイプオルガンもくわわってのリハーサル。
…耳栓持ってきてよかった(´Д`)
にわかに信じがたいかもしれないが、このオケでは、ほとんどの打楽器奏者は耳栓をする。
音楽演奏用の専門の耳栓があって、見た目は補聴器みたいな形。
各人の耳穴にぴたりとあうように、完全オーダーメード。
耳栓については、また後日…。
人間が作り上げた楽器で、おそらく最大級の楽器『パイプオルガン』は、このホールの壁に美しく埋め込まれている。
普段は、壁のようにあってもあまり目立つ感じではないが、一度音を放つと、ホール中の空気が、ブーンと振動しだす。
オルガン奏者は、私たちの考える音量の概念が違うように思う。
たとえオケのなかで、ピアノ指示だとしても、けして他の楽器に隠れてしまうような音ではない。一人で、100人のオーケストラの音量よりもデカく弾ける。
楽器の設置場所上、指揮者やお客さんに背をむけているので、バックミラーを使って、指揮を見る。
両手、両足をつかい、足は、爪先・かかと・爪先・かかと…と動かして、手の指が弾くような忙しいフレーズも弾く。
私がフィラデルフィア郊外にてお世話になったホストファミリーの奥さんは、プロのパイプオルガン奏者だったんだけど、オルガン奏者の悩みは、腰痛だそうな。
ときには両足を一気に浮かして、フレーズを演奏するときは、腰には大変負担がかかるようである。
合奏には、パイプオルガンがはいり、オケの音色がさらに豊かに厚くなる。
バンダも素晴らしく、今回の金管メンバーは、すごい
今回の曲は、山々の一日を音楽で表現しているようだ。
…いうなれば、アルプス¨24¨(『これは、アルプスでおきた24時間に起きた出来事である…』的な感じ。(わっかるかなあ~?ジャック・バウアー風)
冒頭は、夜から始まり、日の出~楽しい山登り~草原では牛の群れにも遭遇したり、美しい滝がでてきたり、またひどい雷雨にもみまわれたりする。
そしてなんとか下山し、再び山は何事もなかったかのように、静かに夜を迎える…。
雨だの、滝だの、雷だの、牛だの、沢山の擬音を打楽器では表現する
曲のはじめ、夜明けを表現する場所…大きくクレッシェンドのかかる大太鼓と小太鼓のロールはまさに、いまにも日の出しそうな朝焼けを表現し、合わせシンバルが入って太陽がカーーッ出て昇るかんじだろうか。
草原にでると、たくさんの牛が草をはんでいる。
牛の首に下げているカウベルを複数の打楽器奏者でカランコロンならす。
ランダムに、しかも譜面にはこまかに指示があって、『ここで音を増やす』やら、『ここから消えるように』など、なかなか演出も凝っている。
今回は、指揮者の好みで、カウベルを演奏する場所は三階の客席に置された。
担当の二人は、他の楽器を直前までステージ上でおこない、猛ダッシュで三階まで駆け上がる。
それで、ぎりぎり間に合うくらいの間しかない。
リハーサルの時に、そのカウベル周辺を他の楽器のために何度も繰り返す羽目になり、二人は、そのたびに何度も移動したため、疲れ果ててしまい、気の毒だった。
当初、わたしがカウベルの予定だったから、アワワ、私だったら、こんなに一気に運動(!)したら、午後はもう足ガクガクだったわ(弱)
滝の場面では、吊しシンバルとトライアングル、グロッケン、木管楽器で水しぶきや、きらきらひかる水面を表現。
そして雷や嵐の場面では、サンダーシートや、ウインドマシンといった、本当に、これらの音を作るためだけの?楽器を使用。
たいていは、周りの大音量(100人近いメンバー全員がff!+パイプオルガン)で、よく聞こえないこともあるので、マイクやアンプなどの力を借りる。
そう…今日は、バンダの金管楽器群やパイプオルガンもくわわってのリハーサル。
…耳栓持ってきてよかった(´Д`)
にわかに信じがたいかもしれないが、このオケでは、ほとんどの打楽器奏者は耳栓をする。
音楽演奏用の専門の耳栓があって、見た目は補聴器みたいな形。
各人の耳穴にぴたりとあうように、完全オーダーメード。
耳栓については、また後日…。
人間が作り上げた楽器で、おそらく最大級の楽器『パイプオルガン』は、このホールの壁に美しく埋め込まれている。
普段は、壁のようにあってもあまり目立つ感じではないが、一度音を放つと、ホール中の空気が、ブーンと振動しだす。
オルガン奏者は、私たちの考える音量の概念が違うように思う。
たとえオケのなかで、ピアノ指示だとしても、けして他の楽器に隠れてしまうような音ではない。一人で、100人のオーケストラの音量よりもデカく弾ける。
楽器の設置場所上、指揮者やお客さんに背をむけているので、バックミラーを使って、指揮を見る。
両手、両足をつかい、足は、爪先・かかと・爪先・かかと…と動かして、手の指が弾くような忙しいフレーズも弾く。
私がフィラデルフィア郊外にてお世話になったホストファミリーの奥さんは、プロのパイプオルガン奏者だったんだけど、オルガン奏者の悩みは、腰痛だそうな。
ときには両足を一気に浮かして、フレーズを演奏するときは、腰には大変負担がかかるようである。
合奏には、パイプオルガンがはいり、オケの音色がさらに豊かに厚くなる。
バンダも素晴らしく、今回の金管メンバーは、すごい