2013年 あんなこと、こんなこと part 4

今年は、人生初！なことが多いとしでもありました。

ひょんなことから、特別講師という名目で 大学に招いていただき、なんと！ 「フリーランスという生き方」について大学生さんの前で、一時間お話しさせていただく機会がありました。

私自身、その機会に先立ち、改めて自身の生きざまだとかを振り返ることになったわけですが…

あんなこと、こんなこと、まさに今思えば赤面だらけ、世間知らずなこともたくさんありましたし、当然自暴自棄になりそうなこともあったわけです。
そして、そこにはいつもたくさんのご縁により、人とのつながりがあったり、本との出会いがあったりしました。
感謝の連続です。

私の人生の中での様々なことが、必ずしも第一希望ではなかった道に進むこともありました。

でも、その先に今の私の人生があった。

人生は、常に選択の連続。

でも、どちらを選んだとしても、全力でやってきたから、後悔はありません。贅沢を言えばきりがない。

例えば、もしもその時に選ばなかった道に行ったならば…などと、もうあまり考えなくなった。

自由と、責任

気楽さと、不安定


それでも、
私はこの道でよかったのだ

と、思うのです。


大学生さんには
やりたいことがないと、ぼやいて時間とエネルギーを無駄に使うことなかれ、と。

でもそんな時期もありますよね。


でも、やりたいことは何なのかに気がついてないだけで、

ワクワクする「キーワード」を探しに図書館にある本の背表紙をはじからはじまで全て読んでいき、

ん？これなんだ？

って引っかかったら、それを調べてみる、という
自分プロジェクトをしてみたらいい、と勧めました


これは、留学中に、とあることで、私がひどく落ち込んでしまった時に、大好きな友達が、変に慰めたりするんじゃなくて、これをやってみるといい、と教えてくれました。

陶芸
押し花
バレエ
ベジタリアン料理


がひっかかり、

陶芸は、美術学部の学生が教えてくれる5回で1セットのクラスで、4つほど作品を作ってみましたし、

押し花は、本を見て自分でやってみました。

バレエは授業をとり、約5ヶ月、朝8時のクラスに参加しました
これは、卒業のための単位に加算されました。

そして、ベジタリアン料理のレシピを様々ためしたことは、今の私の食生活の基盤となりました。

講演後、担当教官の方が、生徒さんから集めたレポートを個人情報にかからない、範囲で、生徒の生の声、としてお知らせくださいました。

その中には、葛藤や悩みをかく学生、そもそも音楽家・フリーランスという働き方をしている人種にあったのが人生初で、非常に私の生き方に興味を占めてくれた学生、プロジェクトを是非やってみたい！とアイデアを得たとよろこんでくれた学生…

私のような小さい存在が、誰かの人生での何かしらお手伝いになったなら、嬉しい。

大雪の当日、校舎は雪で綺麗で、私はインディアナでの辛かったあの頃を少しだけ思い出して、チョッぴりおセンチになったもんでした。

みんな、心から悩んだ分だけ、きっとその先は、その心は豊かになるよ。