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明日から、フィンランドにいく予定でしたが、アイスランドで噴火した火山から出ている火山灰が、ヨーロッパ中の空に広がってしまい、航空機は飛行禁止、目的地の空港は閉鎖になってしまった。
航空券を手配してくれた旅行会社から、今朝から様々な情報を電話でもらっていたが、最終的には午後五時に、明日の私の搭乗予定の飛行機が欠航することが、正式に決まったと連絡をもらう。
力が抜けちまった…。
先方から招待状をいただき、よし行くぞと決めてから、今まで約三週間
今まで勉強したことない、フィンランドの新進作曲家の作品や、ショーンベルクの歌曲、ショスタコのバレエ曲など、とにかく音源をできるだけ取り寄せるために、方々の通販サイトで探したりもした。それでも一曲だけは手に入らなかった。唯一の音源が廃番で、しかも在庫もなかったのだ。
仕事もつまっていて精神的にもせわしく、また時間的にも余裕がなかった
それでも毎日、できることを精一杯やってきたのだが、自然災害の前には、もう私が出来ることは、何もないのだった。
ヨーロッパは、遠いのだ。
アメリカ東海岸に行くよりも、遠く感じる(旅時間的には同じくらいか?)ように、私には『未知』の国への旅だったから、いつものように前日にささと荷物準備して、まるで国内旅行にでも出掛けるようなアジアやアメリカへの旅への気軽さとは違っていた。
まず、言葉が心配だった。
現地の言葉がまるでわからない。
何かのときに、とっさに判断できないだろうから、行く場所については、いつもより下調べ等も念入りだった。
だから、余計に思い入れがあったのだと思う。
しかし考えようによっては、もし出発が一日はやかったら、ヨーロッパのどこかの空港に着陸させられ、いつ飛ぶかもわからないまま、ロビィで永遠にまたなきゃならない羽目になったかもしれない、と考えれば、わたしは出発前でよかったのかも。
成田空港で、さんざん待たされた人らもいるときく。
んで、結局欠航だから。
留学時代、シカゴで二月に大雪で飛行機離発着できなくなり、空港閉鎖で、空港内で何時間も足止めをくったことがある。
すっかり夜遅くなった空港では、配られた毛布に包まり夜を明かす人もいたが、楽器をもち、一人旅な私は、再び街まででて、とにかくその日までいたホテルに再び泊まった。
さっきまでの簡単に歩けた歩道は、数時間の間に腿の高さまで雪が積もってしまい、電車の駅からホテルまでは、埋まりそうになりながら楽器と歩いたのを、思い出す。
翌朝の午前発便でなんとか学校に戻り、午後の授業にはスーツケースをもったままでたっけなあ。 なつかしい
フィンランドは、長年あこがれていた国。
縁があったんだ、チャンスが来たんだ、と思ったが、今回はちがったようだ。
近い将来に、行けたらいいな…。
とにかく、今はショックで久々に放心状態です
…グッスリゆっくり休みたい気持ちです。
航空券を手配してくれた旅行会社から、今朝から様々な情報を電話でもらっていたが、最終的には午後五時に、明日の私の搭乗予定の飛行機が欠航することが、正式に決まったと連絡をもらう。
力が抜けちまった…。
先方から招待状をいただき、よし行くぞと決めてから、今まで約三週間
今まで勉強したことない、フィンランドの新進作曲家の作品や、ショーンベルクの歌曲、ショスタコのバレエ曲など、とにかく音源をできるだけ取り寄せるために、方々の通販サイトで探したりもした。それでも一曲だけは手に入らなかった。唯一の音源が廃番で、しかも在庫もなかったのだ。
仕事もつまっていて精神的にもせわしく、また時間的にも余裕がなかった
それでも毎日、できることを精一杯やってきたのだが、自然災害の前には、もう私が出来ることは、何もないのだった。
ヨーロッパは、遠いのだ。
アメリカ東海岸に行くよりも、遠く感じる(旅時間的には同じくらいか?)ように、私には『未知』の国への旅だったから、いつものように前日にささと荷物準備して、まるで国内旅行にでも出掛けるようなアジアやアメリカへの旅への気軽さとは違っていた。
まず、言葉が心配だった。
現地の言葉がまるでわからない。
何かのときに、とっさに判断できないだろうから、行く場所については、いつもより下調べ等も念入りだった。
だから、余計に思い入れがあったのだと思う。
しかし考えようによっては、もし出発が一日はやかったら、ヨーロッパのどこかの空港に着陸させられ、いつ飛ぶかもわからないまま、ロビィで永遠にまたなきゃならない羽目になったかもしれない、と考えれば、わたしは出発前でよかったのかも。
成田空港で、さんざん待たされた人らもいるときく。
んで、結局欠航だから。
留学時代、シカゴで二月に大雪で飛行機離発着できなくなり、空港閉鎖で、空港内で何時間も足止めをくったことがある。
すっかり夜遅くなった空港では、配られた毛布に包まり夜を明かす人もいたが、楽器をもち、一人旅な私は、再び街まででて、とにかくその日までいたホテルに再び泊まった。
さっきまでの簡単に歩けた歩道は、数時間の間に腿の高さまで雪が積もってしまい、電車の駅からホテルまでは、埋まりそうになりながら楽器と歩いたのを、思い出す。
翌朝の午前発便でなんとか学校に戻り、午後の授業にはスーツケースをもったままでたっけなあ。 なつかしい
フィンランドは、長年あこがれていた国。
縁があったんだ、チャンスが来たんだ、と思ったが、今回はちがったようだ。
近い将来に、行けたらいいな…。
とにかく、今はショックで久々に放心状態です
…グッスリゆっくり休みたい気持ちです。
も~~~開き直ってるよ・・・・うぐうううう!