充電完了！？

かの地で、子供・ファミリー向けのコンサートのお手伝いをしてきました

プログラムは、「禿げ山の一夜」と「展覧会の絵」

１ステージわずか１時間弱を２日間で４回公演しました


普段の夜コンサートでは、あまり見られない小さなお客様が沢山客席にいて、目の前にある広いステージに、様々な楽器が並ぶ様子を、お母さんと指を指しながら話したり、身をのりだして観察している子やら、ステージにいる自分の習っている楽器の先生に手を振ったりと、なんとも和やかな雰囲気でした。


地元の人気ナレーターが司会進行
簡単な曲解説の後、ショーはスタート！
曲が始まると、子供たちから公募した絵が、ステージ上方の巨大スクリーンに映し出され、いえば私たちの音楽をＢＧＭに？観賞するようなものでした(笑)

マレーの子供たちはとても感情豊かでした。お友達の絵がでると演奏中でも大喝采で拍手とかおきてました。
そして、終曲はかなり盛り上がるのもあり、最後には割れんばかりの大喝采！

子供たちは終始とても演奏も楽しんだようでした。



現在、中学生の彼らがあと10年もすれば、この国を背負っていく立派な大人になるわけで…


そして、マレーシア・フィルのファンとなって支えてくれたらなあと、思いました。



今はまだ、指折り数える程度しかマレーシア現地の演奏者はいないようですが、あと20年もしたら、この団体も「外国人オケ」とは言われなくなる日が来るんでしょうか…


その頃わたしは、
「あたしの若い頃はね…」と、この日々を懐かしむんでしょうか…




演奏会後のロビーには、さっきスクリーンに映し出されたお友達の原画を、みんなでわいわいと観賞する子供たちで、いつまでも賑わっていました。


演奏者たちは…普段よりも早い時間から、いつもの場所で、いつものように飲んだくれていました。

先ほどまで、キンキンに冷えていたホールから、一気に30度の外気にあたる、あのギャップもここならでは！


ふう～今日もいい１日だった…と。

なまあたたかい風が吹くなか、ビールをぐい～とやる…ゆる～い時間を堪能

この暑い国ではせかせか動いたら、オーバーヒートおこしますから、ゆる～くね…


ビバ・赤道直下！


マレーシアへの旅はいつもこうして、至福の時間…

おっし、充電完了！

*photo*
「ショーが始まるよ！」
ステージ打楽器の場所からホールの天井をパチリ！
まるで星空みたいな照明でした