こんにちは。
桑原通夫です。
昔、近所に「ほどよし」という名のラーメン屋さんが
ありました。
当時も・・何か不思議な感じがしていました。
何が・・ほど良し何だろうか?・・と。
味だろうか? それとも値段だろうか?
子供心にもそう思いながらそのラーメン屋さんを
眺めていました・・
日本には・・足ることを知る・・という言葉があります。
人間の欲望にはきりがないから‥それを戒める言葉と
思っていました。
言葉やことわざの解釈は・・その人それぞれでいいと思いますが
考えてみると・・・足ることを知る・・ではダメな世界があります。
特にプロスポーツの世界では・・ほどほどの成績で良い・・とか
1回戦でも勝てればいい‥では許されません。
大谷翔平注目されているのも‥甘いマスクだけでは
ありません。
結果を出す仕事をしているから・・です。
もし・・日本人全員が・・ほどほどで良しとしよう・・なんて
働き方をしていたら・・たちまち世界の後進国になってしまいます。
国民全体が・・別にお金なんて食べていけるだけで十分・・という
生き方であれば、経済は低迷し、オリンピックも開けません。
海外からの旅行者も激減します・・・
自給自足の経済では・・・とても魅力ある国づくりなど望めません。
一家の大黒柱が・・仕事なんてほどほどでいい・・と
考えていたら・・・本人はいいとしてもその家族は
あらゆる場面で我慢を強いられることになります。
足ることを知る・・ことはとても大事ですが
それは有り余る欲望を抑える手段として・・
活用すべきです。
意欲の少ない人の言い訳にしてはなりません。
どうすれば、もっと豊かな人生を歩めるか?
どうすれば、もっと便利な世の中になるだろうか?
常にそう言うことを考えて生きてきた先人たちの
お陰で今の日本があるわけです。
足ることを知る・・・とか
ほどほどが良い‥という言葉は
向上心を抑えつけるための言葉ではありません。
若い時はバランスなんか考えずに
がむしゃらに自己実現のために挑戦すべきです。
足ることを知る・・は、功成り名遂げた人が用いてこそ
ピタリと符合するように思います。
まずは自分が豊かになることです・・・
出来るだけお金を稼ぐことです。
そして余ったら・・寄付すればいいのです。
自分の生活はほどほどにして・・・
質素な暮らしを望むのであれば、寄付すればいいのです。
周りに迷惑を掛けながら・・・足ることを知る・・なんて
あり得ないことです。
大きな家に住みたければ・・・頑張ってお金を稼ぎましょう。
自分の欲望を否定しては‥・向上心もそがれてしまいます。
どんどん稼いでどんどん使えば…経済は豊かになります。
皆が立派になる必はありません。
私利私欲の為でもいいから…バリバリ働くことです。
日本社会は、より多くお金を稼いだ人が
より多くの税金を支払うことになっています。
つまり・・立派になんかならなくても・・
社会貢献ができる‥ということです。
大欲は小欲に勝る・・ということです。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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