氷室京介の楽曲で、
「隠れた名曲」は数あれど、
「隠された名曲」ってのはそうそうないだろう。
「REVOLVER」
この曲は、シングルの「GIRLS BE GLAMOROUS」と、
企画アルバムのようなバラードアルバムの、
「Ballad ~La Pluie」のみに収録されている。
何故オリジナルアルバムには収録されていないのだろうか。
これほどの名曲を何故オリジナルアルバムに収録しなかったのだろうか。
もし、この「REVOLVER」が、
何れかのオリジナルアルバムに並んでいたとするのなら、
そのアルバムは間違いなく、今以上の評価を受けていただろう。
そんなREVOLVERが魅せる存在感・・・
クリエーター氷室京介が得意とする、
「二段階のおいしさ」がそこにはある。
つまりメインのサビ以外に存在する隠れたサビ。
いや、メインのサビはそれのために存在するプロローグだと言っても過言ではないかも知れない。
「擦れて燃えた身体と みつめて溶けた心が
愛を知った 俺のすべて
おまえがくれた何かに 震える夢重ねれば
果てない孤独にも きっと耐えてゆける」
ここの箇所で何度胸を締め付けられたことだろう・・・
男って生き物は悲しいかな、
女、、いや、女性無しでは生きていけない・・
男と女はお互い支え合って生きている。
そんな感謝の気持ちを呼び起されるような曲なのではないだろうか。
感謝と言うものはあまり表に出すものでもないだろう。
もしかしたら名曲「REVOLVER」が隠された理由はそこにあるのかも知れない・・・。