「綺麗に閉じちゃった方がいいって、、
偶然じゃねぇって、、
こんな最後のライヴで、、」
氷室自らが招き入れた驚愕の光景に、
氷室自らが脅威を覚えている舞台裏でのワンシーン。
先日放送された、
『KYOSUKE HIMURO×WOWOW 25th Anniversary Special Part2』でのラストに映し出された、
そう、次回10月18日放送の、
氷室京介スペシャル番組part3、
『氷室京介 25th Anniversary Special Part3 -Document of FINAL DESTINATION-』
の予告編である。
それでも人は偶然と言うかもしれない。
しかしその偶然を引き寄せるのはその人が持つ運命であり、
たとえ確率の世界で、あの驚愕の光景が、
あのタイミングで起こることを計ったとしても、
注視すべきは、その僅かばかりの公算を、
氷室京介が引き寄せたことなのだ。
そして、そのショーの幕開けが『North Of Eden』であったこと。
この楽曲を初めて聴いた時から思い描いていたイメージを、
最終日の横浜で見ることが出来たのは、
或いはそれは俺にとっての運命でもあったのだと、俺はそう解釈している。
あの光景を目の当たりにした時、
「本当に終わるんだろうな・・」と、
そんなピリオドにも似た感覚が自らを納得させた。
まさにあのシーンはオーラスで無ければ存在しなかった、
成るべくして成就したシーンであったと言えるかもしれない。
「精神性に秀でたものは測らずとも結果的に理路整然とした形を成す。」
このブログで幾度となく綴り、描いてきた『North Of Eden』は、
最後の着地点で見事なまでの風格を魅せて、
まさに、Final Destinationという名に相応しい、リアリズム・アートを描いた。
世の中には科学で証明出来ないなんてことはいくらでもある。
「偶然じゃねぇって、、」
という氷室が言った言葉だって然り。
偶然とは複数の事象が重なり合って出来た人間の解釈にすぎない。
そして我々人間が何かを見て、聴いて、話して、
何かに触れて生きている以上、そこには様々な事象が存在し、
いずれは何らかの場面同士が重なり合い、
それを偶然とするに他ならない、たかが解釈の御話なのだ。
「偶然という瞬間は、過去の記憶にへと導き、
必然というひとときは、過去の思い出により招待される。」
氷室がソロアーチストとなり、
その記念すべき25周年ツアーの最終日に、あの日 天が与えた光景とは、
まさに氷室京介25年の軌跡が招待した、
それは25年目に見た必然であるのだと言えるのではないだろうか。
ならば俺はその先にあるかも知れぬ奇跡を感じたい。
そう、
未来に煌めくそのステージに、
氷室京介という男が今もなお君臨するのは、
2014年7月20日横浜スタジアムの時が招待した、
紛れも無き必然であるからなのだと、信じて。
KYOSUKE HIMURO×WOWOW 25th Anniversary Special Part3
-Document of FINAL DESTINATION- 10.18-17:30 Coming soon...
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/105693/index.php
■KYOSUKE HIMURO NONSTOP SPECIAL
10月18日14:00より、既に放送済みの「Part1」「Part2」
も、立て続けに再放送することが決定しています!!!
※上の３枚の画像は一切の加工はない、2014.7.20横浜スタジアムで観たままの、天然の閃光です。取り乱さぬよう御注意下さい。
