そんな中、去る10月16日に、2回目となる門下の試演会を行いました。
後期授業・レッスンも始まり、今後の実技試験や発表会に向けて勉強会といった位置づけのものだったのですが、やはり普段のレッスンとは違い、先輩や後輩がいる中での演奏ですので、緊張で歌詞を忘れてしまったり、息つぎが浅くなりブレスの場所を間違ってしまったりと、色々なハプニングがありました。前期の学科試験や教育実習・介護実習などが終わったばかりで、歌を勉強する時間が中々取れなかった学生も居たようです。
それらの演奏を聴きながら、自分自身が経験した学生時代の失敗の数々を思い出し、多くの舞台を踏んだり、人前で演奏する事の積み重ねが、本当に大切だと強く感じるひとときとなりました。これからも失敗や恥じる事を恐れずに、沢山の経験を重ねて伸び伸びと自身の感性をのばして欲しいです。
学生たち各々が持つ個性と原石を磨いていくサポートをすることには日々、難しさを感じ、自分自身も日々勉強せねばと思っています。学生たちと共に成長してゆきたいと思いますので、あたたかい目で見守っていただけましたら幸いです。
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出演の学生たちと一緒に