先週の土曜日(11日)は、ウィンナワルツ舞踏会主催の『春の舞踏会』にゲスト出演をしてまいりました。
以前に熊谷で上演されたオペレッタ『こうもり』では、パーティーの場面で、会長の神山先生を率いる愛好会の方々に゛美しく青きドナウ゛を踊って頂いた(私はロザリンデ役で出演)というご縁もあり、舞踏会へのお招きは今回が三度目でした。
舞踏会に参加された皆さんは紳士淑女と呼ぶにふさわしい、素敵なドレスやタキシードをお召しで、様々なワルツの調べに合わせ、優雅に美しく舞いを楽しんでいらっしゃいました。
私の出番はダンスの合間の休憩時のミニコンサート。途中に主催者側からの質問タイムを交えながら、イタリア歌曲としてお馴染みのラルゴ・すみれ・私はジャスミンの花に始まり、シュトラウス作曲のドイツ歌曲の献呈やセレナーデ、オペラルサルカのアリアなどを披露しました。皆さんが特に喜んで下さったのは、レハール作曲のオペレッタ『メリーウィドー』のヴィリアの歌でした。やはりウィーンに縁のある作曲家だからでしょうか。
演奏後も皆さんは、『こうもりカドリーユ』からラストワルツにまで、華やかな舞いを満喫していらっしゃることが見て取れ、自分も踊れたら良いなぁ、と思わされました。
今回も素敵な出会いに恵まれたことに感謝しつつ、会場を後にしました。
また皆さんとお会いする機会がありましたら、嬉しく思います。
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終演後、会長の神山先生(右はじ)、ピアニストの小澤さんとともに