<タミフル>厚労省解析「異常行動が半減」誤りの可能性

毎日新聞
<タミフル>厚労省解析「異常行動が半減」誤りの可能性

これだけでは わからないので

浜六郎氏のサイト

タミフル調査会:多数の証拠全て無視、だが「10代原則禁止」措置の解除できず

呼吸抑制による突然死を完全無視
異常行動ばかりが議論され、相変わらず、突然死がほとんど無視された。当センターのまとめでは、51例の突然死、厚労省まとめでも39例の突然死を認めているのだが・・・

これは びっくりですね
冗談じゃない?
と 思うほど



厚労省の誤誘導でメディアが「因果関係否定」ととれる報道
調査会の席上では、責任者の廣田氏自身が、「現時点の結果では何も言えない。これで因果関係が否定されたと言うようにくれぐれも誤解されないように」と言うほど、頼りにならないデータでしかない。ところが、NHKをはじめ多くのメディアが「タミフルを飲んだ人の方が、飲まない人よりも異常行動のリスクが大幅に低かった」といった内容を報道してしまった。

これは、厚労省が、25日の調査会の数日前にマスメディアに対して、廣田班の中間結果を「タミフル使用者の頻度が非使用に較べて有意に低い」と発表したからである。データが一人歩きをしてしまった形になったのである。しかも、メディア関係者の話では、厚労省担当者が「早く解熱するから少なくなる」と、低くなる理由まで挙げていたという。

最大の問題点は、「医師の報告手控え
調査の途中で10代に対してタミフル使用原則禁止の措置をとった影響である。・・・措置後にタミフルを処方して異常行動が発生した場合、医師が責任を感じて報告を手控える可能性がある。この態度は、タミフル服用群の異常行動の発症率を低くする方に作用する

タミフル非服用者の親は健康志向が高く、異常行動の有無をよく観察するため報告されやすい

しかしながら、インフルエンザやかぜになると、日本では、タミフル以外にも、けいれんやせん妄・異常行動を起しうる薬剤がたくさん処方される。特に、非ステロイド抗炎症剤も含めて解熱剤、抗ヒスタミン剤、咳止め、気管支拡張剤(テオフィリン、エフェドリン、β作動剤など)、抗生物質、去痰剤、制吐剤、成人ではH2ブロッカーなどである。ステロイド剤がインフルエンザで処方されることすらある。こうした他の薬剤が異常行動を起しうることを十分に心得ておく必要がある。インフルエンザだけでも、せん妄・異常行動は起きるが、それをタミフル以外の多種多様な薬剤が押し上げているということに注目が必要である

さらに
タミフル薬害:1万人調査で有意の関連,10歳未満も(全体版)

もともとタミフルが処方された全員をタミフル処方群とし、処方されなかった全員を非処方群として、異常言動もしくは重症異常行動の発症者の割合を比較する方法がもっとも一般的な方法である
では廣田班の予備解析ではどのような方法を使って、服用群が非服用群の半分になったというような結果を導き出したのであろうか。
その最大のカラクリは、誤分類である。処方群から異常言動例を抜いて、非処方群に入れ込んだのである

この問題 一件落着では なかったんですね

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