何ごともアバウトなロシア人

ゲンダイネット
何ごともアバウトなロシア人
「やってくれるね、ロシア人!」亀山哲郎著(NHK出版 1300円)

・・・・著者は「ロシア語講座」テキストのカメラマン。旧ソ連時代から現在のロシアまでの旅をつづったエッセーである。
 ソ連で写真を撮るのは至難のこと、見つかれば即スパイ、逮捕、国外追放と脅されながら出かけるものの、広大な国土に比例して実にアバウトな人々がいた。外国たばこと100円ライターが、水戸黄門の印籠のように力を発揮する。シベリア鉄道では刑事を懐柔してしまい、レストランではグルジア・ワインのボトル1本に交換できるのだ。
 ロシアに名称が変わっても、この国では何が起こっても不思議はない。
 たとえば、頑丈なのだが、荷物を入れたら最後、開かなくなるコインロッカーがある。また、道を尋ねると三人三様の答え。つまり、彼らは全員が自分の足で何分かかるとしか答えないために、日本人が考えるような一般的な答えが初めからないのだ。
 ホテルの売店で道を聞いたときも、不意に現れたおばちゃんが売店から売り物の地図を取り上げ、そこに力強く太い線を引いて説明し始める。売り子もおばちゃんもそれが売り物であることなど全く気にしない。
 中腰にならないと用が足せない便所。小用するのに必ず前に倒れてくる便座と、何しろ工夫というもののないお国柄。ささいなことにはこだわらない、それがロシアであるようだ。

ある面 日本人が 学んでも いい?
いやいや そのうちに なる?
なってます お役所では 昔から!
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