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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(936) 「木原事件」なぜ新聞、テレビはスルーするのか
【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(936) 「木原事件」なぜ新聞、テレビはスルーするのか
朝日新聞「天声人語」が珍しく、まともなことを書いた。
〈副長官が記者会見などで反論しないのも解せない(中略)問われているのは権力中枢からの圧力の有無であり、法治という、この国のありようの根幹である〉
『週刊文春』が5週にわたって(その前の愛人の疑惑からは8週)報じている木原誠二官房副長官の妻が前夫の変死に関して〝重要参考人〟として取り調べを受けていたという大スクープ。相変わらず、新聞、テレビはほとんどスルー。
人権、人権と言いたてる識者もいるが、じゃあ、広末涼子の時はどうなのか。恥ずかしい手紙やメールまで公開、テレビ、芸能誌は大騒ぎだったが、広末や子供に人権はないのか。
女優だったら人権もへったくれもない。政治家なら「人権、人権」。
そこにこそまさにこの問題の本質が潜んでいる。
で、『週刊文春』(8月10日号)、今週も「新聞、テレビが報じない木原事件 全ての疑問に答える」。
捜査員の重要なメモなどを新たに公開しているが、注目は若狭勝弁護士(元東京地検特捜部副部長)のコメント。
〈「被害者遺族が告訴人となり、被疑者不詳のまま殺人罪で刑事告訴するという手段があります。これは遺族の告訴権に基づくもので(中略)警察は告訴を受理すると、検察庁に事件を正式に送付しなければならない。検察が調べた上で不起訴にした場合は、検察審査会に『不起訴処分は不当だ』と申し立てをすることもできます」〉
『文春』は当然、そこまで視野に入れているに違いない。
『週刊新潮』(8月10日号)トップは「『ビッグモーター』前社長の甥(おい)が初めて明かす『内部告発はこうして握り潰された』」。
〈店では不正が横行〉〈工場長の指示で不正〉〈パワハラも酷かった。社員の胸倉を摑(つか)むなんて日常茶飯事〉…
前社長会見の茶番ぶりをみごとに暴いている。
『ニューズウィーク日本版』(8・8)の大特集「ウクライナ子供拉致」。
このプーチンの犯罪を許してはならない。(月刊『Hanada』編集長)
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