自民党が野党に転落した原因を作った御手洗経団連は責任を取るべきだ。

株式日記と経済展望
自民党が野党に転落した原因を作った御手洗経団連は責任を取るべきだ。
経済財政諮問会議に消費者や労働者、中小企業の代表は排除されました。

新しい自民党総裁選挙が行なわれていますが、候補者の演説を聴いてもピンと来ない。何でこれほどの大敗をしたのかと言った反省点がはっきりしないのだ。
原因の一つをはっきりといえば、あまりにも経団連よりの政策を取り入れすぎたのであり、輸出産業依存の経済政策を行なって、消費者中心の内需を振興する政策が疎かだった事だ。小泉構造改革というのは郵政を民営化すれば日本は何でもかんでも良くなるといったメチャクチャナ論理であり、実際に良くなったのは経団連に加盟しているような大企業ばかりだった。

御手洗経団連会長がホワイトカラーエグゼンプション等を言い出したときは、「株式日記」でも大反対しましたが、400万円以上の年収のサラリーマンは管理職として残業代をカットしようという法案だった。キヤノンにとっていい事は日本にとってもいいことだと言うのでしょうが、大企業は好業績なのに労働者の平均賃金はどんどん減って行った。要するに経団連は驕っていた。


「工場をたたんで出て行く」ような根無し草企業は日本の政治に口出しをさせるべきではないのだ。

その反面では、小泉竹中内閣は不良債権を処理を銀行に強制的にやらせて、多くの中小企業を潰して行った。経済財政諮問委員会には消費者や中小企業の代表は入っていなかった。いわば消費者や中小企業は小泉竹中内閣では切り捨てられたのだ。だから今回の衆院選挙では都会でも自民党は敗れた。自民党はこれからの数年間は野党の悲哀を十分に味わって反省すべきだろう
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 憂国保守の連... 栗本慎一郎氏... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。