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あとはおまかせ
プーチン敗れたり。
中韓を知りすぎた男
ウクライナ侵略は「完全な失敗」 3月10日(木)
7日付の英紙タイムスは、ロシア情報機関の内部文章と見られる報告書の内容を報じた。文章はロシア軍の死者が既に1万人規模に上がっている恐れがあるとし「ロシアは追い詰められている。勝利の選択肢はなく、敗北のみだ」と指摘している。
この文章がどこまで真実か分からないが、プーチンの戦略的敗北は避けられない。プーチンはウクライナ人を甘く見た。2015年からアメリカは今回のことを予測してウクライナ軍を訓練し、対戦車ミサイル「ジャベリン」と「ステンガー」を大量に供与し万全の体制をひいていた。
ロシアがウクライナを侵攻してくれると、アメリカにはいくつものメリットがある。米軍のアフガン撤退の際に失った信用を取り戻すと同時に、アメリカ軍事産業を潤すだけでなく、欧州向けの液化天然ガス輸出量を増加させアメリカ経済を潤して、秋の中間選挙に有利となる。
はっきり言えばプーチンはアメリカの罠に引っかかった。バイデンは昨年12月7日のプーチンとの会談後「戦争になっても米軍は派遣しない」と言った。その後もバイデンは何回も米軍は派遣しないと言った。ウクライナはNATOに入っていないとも言った。
このバイデンの言葉によってプーチンはウクライナ侵略の抑止力をすべて外した。プーチンにウクライナ侵略の決断させるために、アメリカはプーチンをハメた。
アメリカはたとえロシアに勝っても自国の若者を死なすわけにはいかない。サイバー攻撃でアメリカを混乱さすプーチンを潰さなければいけない。そのために世界を味方につけて、ウクライナが廃墟になっても致し方がない
プーチンはウクライナような弱小国家はすぐに音を上げる、ゼレンスキー大統領は2~3日で逃げ出す。しかし世界中を味方につけたゼレンスキー大統領は益々強気、国境沿いに集結させた戦力の100%をウクライナに投入、侵攻後のミサイル攻撃は625発を超えた。プーチンは引くに引けない、もしウクライナを完全に制圧したとしても日米欧の経済制裁がロシアを締め上げる、ロシアの勝利はなくなった。
ロシアはいつも弱小国家をなめてかかる、1904年の日露戦争を思い出してください。日露戦争は客観的に見ても大人と子供の戦争でした。ロシアの全兵力約300万人に対して日本の兵力は約20万人、軍艦約60万トンに対して日本は26万トンでした。
それでは何故、世界屈指の大国ロシアに対して極東の小国日本が勝利出来たのか、当時世界一のバルチック艦隊と戦った日本海海戦は史上まれに見る一方的大勝利でした。
バルチック艦隊は戦力の大半を1回の海戦で失ったが、日本の損害は水雷艇3隻のみという大勝利でした。ロシアは日本を東洋の遅れた民族としか見ていなかったが、日本人の技術力は既にロシアを遥かに凌駕していたのです。
バルチック艦隊の目の前で回頭に成功した日本海軍の高速化は宮原エンジンによって艦船のスピードは世界最高でした。それと日本艦隊が使用した伊集院信管と下瀬火薬の威力でもありました。
この弾丸に当たったロシアの軍艦は蜂の巣のようだったと言われるくらい凄まじい破壊力を発揮しました。従来の砲弾とは異なり日本の新型爆弾は3000以上の破片にして、あらゆる方向に同じ速さで飛んだために付近のものは一物たりとも生存し得ない、その上火薬の気化ガスは光熱であり鋼鉄に塗ったペンキはそのガスにより引火して火災を起こし、ロシア兵は一人も甲板に上がれなかったと言われています。
日本の新型爆弾によってロシア艦隊は次々と炎上、撃沈19隻、捕獲6隻の大勝利をあげました。日本側は各艦とも無傷で沈没は水雷艇3隻のみ、その沈没した水雷艇は味方同士の衝突事故です。まさに完勝でした。
当時のロンドン・タイムスに次のような社説が載りました。「日本海において日本海軍とロシアのバルチック艦隊とが戦った。一方のロシアのバルチック艦隊は全滅である。これに対して日本はほとんど無傷である」
さらにタイムズ紙は「日本人の支柱である大和魂がロシアの兵隊たちより突出して優れていた。大和魂というのは、日本人が数百年かかって育ててきた武士道である」と書かれていました。
このへんで止めるべきですが、もう少し書かしてください。世界最高のエンジンを発明した宮原二郎は国のすすめでイギリスに特許を申請しました。この技術力にイギリスは驚嘆したそうです。
またロシアの捕虜となった日本兵の書いた論文が欧米の新聞に紹介されると一兵卒すら論文が書ける日本の文化度に欧米の識者は驚愕しました。ロシアは、日露戦争で捕虜と成ったロシア人の中で自の名前すら書くことの出来ないものが過半数もいました。
当時文明国と自認している国は、英、米、独・伊、露、オランダ、仏、などの国がお互い文明国と認め合っていました。しかし声を大にして言いたい。これらの欧米列強の国より日本のほうがはるかに文明国でした。当時の日本国民の識字率は80%と欧米諸国より圧倒的に高かった。
文明国を自認するヨーロッパ諸国、その国際法の中で、国家というものを「文明人の国」「野蛮な国」「未開人の国」の三種類に分類していました。彼らは日本国を野蛮人の国として扱い、まだ対等な関係を結ぶほど政治的に、あるいは文化的に成熟していないと考えていました。
イギリス人のアーネスト氏の「一外交官の見た明治維新」という本があります。そこに彼は日本のことを非常に文化度の高い国であり、礼儀正しく信用できる民族であると書いています。
もっと書きたいのですが、(詳しいことは2014年に出した私の「近現代史の旅、真実を求めて」をお読みください)
結論から書きますと日本を知らないロシアは日本を野蛮国となめきっていました。ところが日本はとんでもなく強かった。同じことですプーチンはウクライナをなめきっていました。
ヨーロッパは動かない、バイデンは何回も米軍は派遣しないと言った。ウクライナはNATOに入っていないとも言った。これで弱小国家ウクライナはロシアの物であるとプーチンは過信した。
ロシアはいつも同じ間違いを犯す。アメリカやヨーロッパ諸国は参戦しなくてもウクライナに最新の武器を与えていた。それにウクライナ人は祖国を守ろうとする国民の士気が尋常ではなかった。
プーチン敗れたり。
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