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民主党独裁が招いた二つの危機
もうむちゃくちゃ!
AC通信 No.833 (2021/03/17)AC 論説No.833 民主党独裁が招いた二つの危機
バイデン政権が発足して二ヶ月足らず、既にアメリカは社会主義独裁が進んでアメリカの衰退が始まっている。バイデンは就任して一ヶ月足らずで40通以上の大統領命令を発布したが、その殆ど全部がトランプ政権の政策を撤去するための命令だった。これが失業率の増加とアメリカ社会の不安定化を招いた。
バイデンがメキシコ国境の開放と未成年者の入境を受け入れたため、テキサス州とアリゾナ州の国境で違法入国者が急増した。また、バイデンがカナダから輸入するパイプラインの工事をストップしたため失業者が急増した。さらに共和党議員の賛成がないままコロナ対策と称する1.9兆ドルの予算を通した。コロナ対策と称しても実際にコロナ対策は9%だけである。
これが可能となったのは民主党の行政と国会と司法の完全独裁で社会主義政策を推進するからである。アメリカの三権分立は三権行使の独裁となった。行政権は大統領命令の濫発を可能にした、立法権は国会が勝手な法律を通した、司法権は民主党の仲間の犯罪を無視し政敵は無実の罪をでっち上げて裁く。三権から独立しているはずの最高裁も憲法の正義を守る義務を行使しなくなった。
今のアメリカは習近平独裁とあまり変わりはない。バイデンが大統領命令を濫発し、国会は民主党の議員が一人の反対票もなく、シャンシャン拍手で憲法に違反した法律を通す。裁判所は法律を振りかざして政敵を有罪判決を下す。唯一シナと違う点はバイデンが無能で社会主義者のサンダースや強引に独裁を目指す国会議員の言いなりになっていることだ。バイデン政権は二ヶ月だけで二つの民主主義の危機を迎えている。
第一の危機は、急激な違法入国者の増加でテキサス州やアリゾナ州が対応に悲鳴を挙げていることだ。バイデンがメキシコ国境の塀の工事ストップを命じ、未成年者の違法入国を許可したため違法入国者が一週間で1000名から4000名に急増した。1日に数千名の未成年と自称する若者が国境を越えてくる。アメリカは彼らを収容しなければならないが、1日に数千名だから二月の一ヶ月だけで10万人以上が越境し、収容所は超満員となった。越境者は中南米だけでなくシリア、アフガン、中国などからきた越境者もいる。この中にテロやスパイ、犯罪者などがいる。
麻薬の密輸も増えたし越境者の20%がコロナ感染者であるという報告がある。彼らが収容所から国内に出れば感染者が増えるのは間違いない。せっかく空港では入国者のコロナ感染を調べているのに越境者の感染を調べない。国境警察は越境者を収容するだけで忙しく、犯罪者やテロ分子、スパイ、コロナ感染者、麻薬密輸などに手が回らない。いまでは民主党贔屓のCBSやワシントンポストなども違法入国は20年来のピークを越えたと報道しているのにバイデンは間違いを認めず、国家安全局(DHS)のAlejanndro Mayorkas局長もこれは危機ではないと強弁した。CBSは「いまでは国家安全局は違法入国者招待所になった」と報道した。
未成年者の越境入国が一ヶ月で10万人を超えるなら一年で百万人以上になり、バイデン政権の2024年までに千万人以上になる計算だ。彼らは技術者でも労働者でもない。国家がこれから数年から数十年にわたって衣食住の提供をする必要のある違法入国者である。それを国民の税金で賄うのである。バイデンと社会主義者の決定が経済悪化と犯罪増加、社会不安の増加を招き、米国の衰退が始まる。
第二の危機は国会が共和党総反対にも拘らず民主党議員がシャンシャン拍手で通したH.R.1法案である。H.R.1とはこれまで憲法で定められた選挙法を完全に覆す「新選挙法」のことで、共和党のマッカーシー議員が「天秤に指をつけたと同じ」法案と批判し、マイク・リー上院議員が「これは悪魔が地獄で書き上げた文書だ」と嘆いた法案のことだ。これは徹頭徹尾、民主党に有利な法案でこれを通せば共和党がいくら努力しても勝てないようになっている法案で、選挙が本当の選挙でなくなる法案だ。
この法案の内容をいくつか挙げると、(1)戸籍登録のない有権者を名乗る者が投票所でドライバー・ライセンスを示せば投票ができる。(2)投票者の身分と署名の確認をせず投票できる。(3)有権者の戸籍確認と身分確認をしないでも不在投票を取得できる。(4)不在投票日をさらに延長する。(5)疫病がなくても今後は郵便投票を許可する。(不在投票は投票所に行く必要がある)(6)不在投票と郵便票の有効性を投票日後10日まで延長する。(7)各州の州務長官、州長、投票所は投票日の数日前まで投票法を変更することができる。
お分かりだろうか?ここに挙げた新法令というものは去年の総選挙で違法として告訴されたにも拘らず、地方法廷、連邦法廷、最高裁が審査を拒否した憲法違法なのだ。つまり、民主党が作り上げたH.R.1とは去年の選挙で告訴された全てが違法だったと認め、その上で今後は永久に合法化しようとしているのである。正に悪魔が地獄で書き上げた「法とは言えない文書」だ。それを下院は議会の合法的討論もなく通したのである。
上院がH.R.1を通して合法化するには議員60票の賛成が必要である。上院議員は50対50で共和党員が賛成する可能性はない。すると民主党のシューマー議長がこの法案を憲法で定められた60票でなく、過半数で通すと提案した。踏んだり蹴ったりではないか。
H.R.1が合法化すれば民主党完全独裁となり共和党は永久に勝てない。アメリカ有史以来の危機である。アメリカが民主主義、三権分立を遵守するならありえないことだが、国民は今後の発展を見守るほかに何もできない。
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