ウイルスにはマスク、三密、清潔は無関係

産経

【編集者のおすすめ】『ここまでわかった 新型コロナ』 「集団免疫説」が常識を覆す

「このままでは新型コロナで日本人は40万人以上が死ぬ」「希望者全員がPCR検査ができないのは政権の怠慢だ」「スペイン風邪同様、強烈な第2波、第3波が襲う」…。このように日本人は根拠薄弱な不安をあおられてきました。しかしここに来てようやく、「科学的に見て日本人は集団感染、集団免疫が成立したので、新型コロナはもうすぐ収束し、東京五輪は開催できます」という研究者が現れました。

 京都大学大学院医学研究科特定教授の上久保靖彦氏です。氏は幅広い研究領域を持ち、京都大学医学部で免疫学他の単位認定者でした。

 「これまでの状況は集団免疫説で説明できる。他に説明できる学説があったら教えてほしい」と語ります。本書では、難解になりがちな科学、医学の最先端の研究成果を、評論家の小川榮太郎氏が上久保氏に尋ね、二人が噛(か)み砕くように説明してくれています。内容はことごとく、「コロナの常識」を覆します

 例えば、ウイルスにはマスク、三密、清潔は無関係▽新型も旧型も「全てのコロナは無症候の風邪」▽要は免疫があるか無いかだ▽実は新型コロナのS型、K型も例年通り日本に大量に入っていたので、集団免疫が成立し武漢G型の被害が少なかった。欧米にはK型が入らなかったので集団免疫ができず被害が甚大に▽世界各地のロックダウンが劇症化を招いた-など。

 そして、「実は新型コロナのワクチン接種は危ない」とも警鐘を鳴らしています。(上久保靖彦、小川榮太郎著/ワック・900円+税)

 ワック常務執行役員出版担当・佐藤幸一

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