農水族がたくさんいるところほど、自民党=農協がわーっと崩れて、今度は小沢一郎支持に回った

株式日記と経済展望
農水族がたくさんいるところほど、自民党=農協がわーっと崩れて、今度は小沢一郎支持に回った

前回の参院選挙や今回の衆院選挙で自民党が大敗したのは、公共事業によるバラマキ政策が限界に来ているということであり、国がいくらカネをばら撒いても建設業者や農協などの中間利益団体が吸い取ってしまって末端に届かないから地方が疲弊してしまっている。つまり所得の再分配システムが自民党方式では上手く行かなくなって来ていると言うことだ

民主党のバラマキ方式は中間利益団体を経由せずに直接国民にばら撒くという方式だ。農家への戸別所得補償もそうだし子育て手当てによる年間31万円の給付も同じだ。消費が低迷している以上は国民に直接配った方が消費は増える。

問題は財源ですが、今まで利益を得てきた中間利益団体に吐き出してもらう必要があるだろう。天下り団体への予算配分も減るだろうし公共事業も減る。だから農協も土建屋も倒産するが農民は戸別所得補償で利益を得る。

この戦略を編み出したのが小沢一郎であり、自民党の弱点を突く戦略だった。農協や土建業者はもはや集票組織としては弱体化してしまった。農業補助金はみんな農協に消えてしまうし公共事業は土建業者に行ってしまって地方は疲弊してしまった。それに対して戸別所得補償や子育て支援は景気対策であると同時に選挙対策としても非常に上手く行った。

自民党議員は二世議員や古手議員ばかりになって民衆の怒りに鈍くなってしまって、真剣に雇用対策に手を打っているとは思えない。・・・・小池百合子議員のように地元の選挙区でも危なくなっていることに気がつくのが遅すぎた。

農協の幹部達は農業などやってはおらず、全国の駅前の、ビル持ち、土地持ち、アパート経営者で、金融資産家みたいなやつらだそうです。だから専業農家と農協との利害対立は大きくなっているのであり、農協は兼業農家のための団体だ。兼業農家にしても一人45万円ずつ配ると言えば民主党に票が流れる。

・・・・今まで自民党が配ってきたところから財源を回して捻出する必要がある。それが八ツ場ダムの建設中止の意味だ。

自民にすっかり愛想を尽かした 株式さんの解説でした

ともかく 経済政策が 根本から 間違っていたのです
とっとと ひとりあたり 100万円でも 配って 景気が回復するまで 何回でも配ると していたら みんなも喜び 自民も 安泰だったんです

民主が 崩れるときは 
ばら撒きを けちり 
一方で 
参政権など 一般人にとっては どうでもいいことに 手を出してる
と わかったときでしょう

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「アンカー」... 草津温泉上流... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。