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事故、病気、離婚…思わぬ転機に見舞われた文化人たちの「その後」
週刊誌も けっこう 面白いですよ
『週刊現代』2019年8月24・31日号より
事故、病気、離婚…思わぬ転機に見舞われた文化人たちの「その後」
ケンタロウ、楠田枝里子、石井明美…
ケンタロウのいま
「数年前は車椅子に乗っていても、ぜんぜん表情がなかったのに、ここ2年くらいは奥さんが話しかけると満面の笑みを見せていることもある。回復ぶりに感動しました」
こう語るのは、故・小林カツ代さんの息子で料理研究家のケンタロウさん(46歳)の自宅の近隣住民だ。
料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系)でTOKIOの国分太一とともに鮮やかな手さばきを見せて一躍人気を博したが、'12年に首都高でバイク事故を起こして高次脳機能障害を負い、一時は一生寝たきりではないかとも報じられた。
劇的な回復の陰には、妻でフードスタイリストの大谷マキさんの献身的な介護があった。
「事故後に意識は戻ってもケンタロウさんの両手足は麻痺したまま。それでもマキさんはケンタロウさんを施設任せにせず、自宅で介護。住まいも車椅子が利用しやすいマンションに移し、さまざまなリハビリを試し続けた。ケンタロウさんも時には1日に10時間近いトレーニングをこなし、そのおかげで言葉に反応できるところまで回復したのです」(夫妻の知人)
いつか公の場で、元気な姿を見せてほしい。
8月24~25日に放送された『24時間テレビ』(日テレ系)で久々にカメラの前に姿を現し話題を呼んだのが、アナウンサーの福留功男さん(77歳)だ。『アメリカ横断ウルトラクイズ』や『ズームイン!!朝!』など日本テレビの看板番組の司会を務めたが、'09年にすべて終了。
『24時間テレビ』では先輩である徳光和夫と軽妙な掛け合いを見せいかにも元気そうだったが、所属事務所に尋ねると「基本的にはリタイアしていて、お仕事はお受けしていないんです」とのこと。
「彼は一見若々しいのですが、現役時代の過労がたたって心臓手術を重ね、障害者手帳も持っています。『視聴者に衰えた姿を見せたくない』という気持ちが強く、『24時間テレビ』は古巣からのオファーということで特別に出演したのでしょう」(福留さんの知人)
先の参議院選挙では、アナウンサーの後輩である芳賀道也候補の応援イベントに山形まで駆けつけ、「国会へ行きたいか~」「当選に向かって、ズームイン!」と懐かしの決め台詞を連発。よく通る声は健在だった。
楠田枝里子さんの「新たな才能」
日テレ出身の人気司会者といえば、もうひとり思い出すのが楠田枝里子さん(67歳)だ。故・愛川欽也さんと共に司会を務めた人気クイズ番組『なるほど!ザ・ワールド』(フジ系)ではド派手な衣装で注目を集めたが、'09年『世界まる見え!テレビ特捜部』(日テレ系)を降板してからはめっきり姿を見かけなくなった。いまは何をしているのだろうか。
「彼女は食に造詣が深く、そうしたイベントや雑誌の企画を中心に活動しています。とりわけ詳しいのがチョコレート。『まる見え』時代にロケに訪れたフランスで、本場のチョコにハマって以来、研究家として本も出しています」(事務所関係者)
確かに彼女のブログを見ると、この夏だけでもフレンチや和食、うなぎと精力的に食べ歩いている様子。好奇心はますます旺盛のようだ。
『男女7人夏物語』のあの曲
バブルの時代には歌って踊れる華やかな曲が流行した。なかでも大ヒットしたのが、歌手・石井明美さん(54歳)が歌った『CHA-CHA-CHA』だ。デビュー曲ながら、ドラマ『男女7人夏物語』(TBS系)の主題歌になり約80万枚を売り上げ、オリコン1位に輝く。
石井さんはその後も『ランバダ』などのヒットを飛ばしたが、'91年に一度活動を休止する。「少し休んで遊びたいなと思う気持ちがあったんです。でも、そのあとすぐに妊娠が発覚、子育てにかかりきりになりました。結局、離婚も経験しました」(石井さん)
'97年に歌手として復帰した石井さんは、子育てと並行しながら歌う場所を拡げ、いまではコンサートを中心に年間100件もの公演をこなす。
「1曲の大ヒットを持っている歌手はかならず通る道だと思いますが、その曲ばかりを求められて嫌になってしまう時期があるんです。私も『CHA-CHA-CHA』のイントロさえ聞きたくないという時がありました。
でも、いま全国を回らせていただくと、この曲が流れた瞬間に、お客さんがドッと沸いて、たくさん拍手してくれる。名刺代わりのヒット曲を持っていたことのありがたみを年々痛感しています」
歌手で女優の高樹澪さん(59歳)も、ヒット曲で一世を風靡したひとりだ。デビュー翌年の'82年、『ダンスはうまく踊れない』で80万枚を売り上げた。その後は『スチュワーデス物語』を皮切りに、女優としてドラマや映画にコンスタントに出続けていた高樹さんだが、'03年に突如失踪し、世間を騒がせる。
高樹さん本人が語る。
「ある日、脳の病気が見つかり、精神的なショックで追い込まれて事務所の社長に『私、もう辞めます』と電話したんです」
高樹さんが患ったのは、「片側顔面痙攣」。治療には頭蓋骨に穴を空ける必要があり、手術には相当の危険が伴う。
「後遺症で眼が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったりする方もいると聞き、不安で食事が喉を通らなくなりました。体重も36㎏まで激減して、まともに立って歩くことさえできなくなってしまった」
大きな不安を抱えながら迎えた手術だったが、無事に成功。
その後、高樹さんはアルバイトなどをしながら懸命にリハビリを重ね、'09年から芸能活動を再開した。
現在は、年末の「還暦イベント」に向け、ライブを中心に精力的に活動している。
「こうして病気から這い上がってみると、お客様の前で歌える時間が本当にかけがえのないものに感じられるようになりました。年末には『メモリーグラス』でおなじみの堀江淳さんに作詞・作曲していただいた新曲も入ったCDを発売します。私もずいぶん歳をとって腰も膝もすぐに痛くなっちゃうけど(笑)、こうして歌い続けられて心から幸せです」
引退後、陶芸家として活躍
石井さんや高樹さんのように再び芸能活動に活路を見出す人もいれば、まったく別の道に進んだ人もいる。
'70年代に『時間ですよ』(TBS系)『雑居時代』(日テレ系)など数々のドラマに出演した人気女優・川口晶さん(69歳)も異色の人生を送っている一人だ。'82年に芸能界から完全に引退し、離婚も経験。そこから独学で陶芸を学んだのだ。
「彼女は再婚相手の姓を名乗り、陶芸家『国重晶』として作陶活動をしています。独特の作風で人気があり、以前は銀座でも何度か個展を開いていましたが体調を崩され、近年は表立った活動はお休みされています」(川口さんの知人)
一番輝いていた時代が遠く過ぎても、彼らの人生はまだまだ続いているのだ。
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