「一卵性双生児以外は分かる」 DNA鑑定のすごい中身

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「一卵性双生児以外は分かる」 DNA鑑定のすごい中身 

同型のDNAになる確率は、当時は1000人の1人のレベルでした。しかし、現在では、数十億分の一から数兆分の一のレベルで、同一人物か別人かが判断できます。一卵性双生児以外なら分かります

当時は、遺伝子の知識が乏しく、1~2種類しか調べていませんでした。それも、目で見て型を判定したわけです。だから、違う型を誤って判定することがありました。現在は、遺伝子が細かく分かって、15種類ほどを、機械で調べています。1種類では同じ精度ですがそれを掛け合わせるので、高い精度で確実に型を調べられるわけです

親子鑑定も10~20万円で可能

鑑定に使う資料の状態が悪ければ、結果を誤りかねません。以前、被告の弁護士から鑑定結果が正しいか相談がありましたが、2人以上のDNAが混ざっていて、それもごく微量でしたので、正しいと断定できませんでした。資料もきちんと保管しないと、腐って分解してしまいます。DNA鑑定だけの証拠は、慎重に扱わなければならず、過信するのは危険です
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