ロシア支持の演説をするローマ法王
こうした考え方は欧米諸国で急速に広まっているようです

画像引用:https://www.cnn.co.jp/world/35188979.html CNN.co.jp _ ウクライナの戦争、「おそらく誘発されたか、あるいは阻止されず」 ローマ教皇
こうした考え方は欧米諸国で急速に広まっているようです

画像引用:https://www.cnn.co.jp/world/35188979.html CNN.co.jp _ ウクライナの戦争、「おそらく誘発されたか、あるいは阻止されず」 ローマ教皇
ローマ法王がロシア支持表明?
西洋先進国のキリスト教世界に生きている10億人ほどの人々はその他の人々とはかなり違う考え方をする事が多い。
彼らについて印象的なのは、波が押し寄せたり引いたりするように一斉に同じ考えを持ったり、同じ感情を表明する事がある。
例えばEVが流行ると全員がEVに乗りたがり、太陽光や風力が支持されると10億人全員が一斉に支持を表明するような事です。
彼らが感動する映画はほぼハリウッド映画の最新作で、まるで誰かが指示しているように見え、実際そうなのかも知れません。
最近ローマ法王は演説でロシアを擁護する発言をしたが、こうした考えがキリスト教世界で広まっているのを印象付けた。
法王は「ロシア軍が使っている傭兵が、多くの非難されるような行為をしている」としながら「そうした行為だけに目を向けてはならない」とロシアを擁護した。
「この戦争は誘発されたか防止されなかったかで、兵器のテストや売却に関心が向いている」と兵器を援助している欧米を批判した。
さらに法王は「プーチン大統領を支持する訳ではない」と言いながら「善悪で単純に判断するのは間違っているように見える」とプーチンを擁護した。
法王はロシアのウクライナ侵攻前にある国の元首と会談し、「外国勢力がロシアに吠えて挑発している」と欧米とウクライナを批判した。
このように何度もロシアとプーチンを擁護し、ロシアを挑発したり兵器を提供している欧米を批判してみせた。
ローマ法王がおかしいのか、キリスト教徒の間でこうした考えが広まっているので、法王がこのように話したとも考えられる。
22年4月のフランス大統領選では極右のプーチン支持の女党首がマクロンと決戦投票になり、もう一歩まで追い詰めていました。
欧米先進国はもうウクライナに飽きた
ドイツの与党もかなり明白にロシア支持を表明していて、最近は「ウクライナが領土を割譲すれば戦争は終わる」と言っています。
フランスのマクロンもロシアが現在占領している領土を割譲して終戦するべきだと、最近湾曲に発言しています。
ロシアと戦っている筈の米バイデン大統領も「領土をロシアに割譲するかどうかはウクライナが決めればいい」と発言している。
こうしたロシア正義論や領土分割による和平論は欧米先進国の間ではかなり広く支持されているのが分かる。
欧米先進国の人々は、一度何かが広まると一瞬で10億人が同じ考えを持つ事が良くあり、ウクライナ侵攻当初は「ロシアは許せない」という考えが広まった。
だが3か月が経ちウクライナの劣勢が伝わると手のひらを返したように「ウクライナを半分に分ければ良い」と言い出しそれを支持する人がかなり居る。
例えば中国のウイグル人権問題を欧米先進国は一時追及したが、最近はまた忘れたように振舞っている。
2019年以前はウイグル問題やチベット問題に触れようとしなかったが、瞬間湯沸かし器のように「人権、人権」と言い出した。
興奮の熱が冷めるとまたどうでも良くなったようで、「ウイグルとかどうでも良い」と思っているようです。
こういうのが世界の先進国のほとんどを占めている欧米先進国で、彼らにとってウクライナも飽きたら捨てる程度の存在なのかも知れません。
興奮すると「人権、正義」と言い出し、しばらくして飽きてくると「めんどくさいからどうでも良い」というのが彼らの世界感らしいです