田中康夫氏出馬で横浜市長選どうなる?「脱カジノ宣言」以上に注目は「脱スガ宣言」か

 

田中康夫氏出馬で横浜市長選どうなる?「脱カジノ宣言」以上に注目は「脱スガ宣言」か|日刊ゲンダイDIGITAL

 面白くなってきた。任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)に、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)が無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。8日に市内で記者会見し、正式表明する。

 同市長選では、小此木八郎前国家公安委員長(56)、元横浜市立大学教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=ら6人が出馬を表明している。

 一橋大学在学中に執筆した小説「なんとなく、クリスタル」で文藝賞を受賞した田中氏。2000年に長野県知事に初当選して06年まで2期務め、「脱ダム宣言」などで注目を浴びた。05年に「新党日本」の代表に就任。07年の参院選で国政に転じ、09年に衆院へくら替え。12年まで務めた。

 

 田中氏が注目を集めたのは長野県知事選だ。現職の後継者として本命視されていた元副知事を破り、知事就任後はすぐに公共事業の入札改革を断行。「談合の温床」となっていた指名競争入札制度を見直し、自由な競争を促すための一般公募型入札制度を導入するなど、「政官財」一体となった当時の“土建国家・長野”を解体すべく辣腕を振るった。

 横浜市長選の争点のひとつは、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致だが、田中氏は反対の立場だという。田中氏が当選すればIR誘致どころか、横浜市をめぐる巨大利権の公共事業にもメスが入るのは間違いない。横浜がお膝元の菅首相の政治活動にも影響を及ぼすだろう。

 長野県知事代、公共事業でダムによらない治水対策として「脱ダム宣言」を掲げたように、横浜市長になったら「脱カジノ宣言」はもちろん、「脱スガ宣言」を出すかもしれない。

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