金日成が南朝鮮(韓国)に侵入 し台湾"解放"の絶好の機会が失われた

宮崎正弘
足立誠之氏のコラム
1950年6月に勃発した朝鮮戦争は金日成が仕掛けたもので中国に大きな災厄をもたらしたというのです。
即ち台湾"解放"作戦を行なおうとしていたその矢先に金日成が南朝鮮(韓国)に侵入 し台湾"解放"の絶好の機会が失われた


加藤紘一氏と評論家田中秀征氏との対談です。

加藤:北朝鮮については拉致事件の解決が何としても必要です。しかし、事件解決が 国交正常化の条件だとして会うことまで拒否していては、話は前に進まない。
早期解決のためにも、まず交渉のテーブルに着くべきですね。「テポドン」が飛んできて日本中がパニックになったんですが、冷静に考えれば、核弾頭を積んでいるわけではないし、そもそも核兵器の開発などできているはずがない
他方、中国は「テポドン」 の何十倍の射程距離を誇る大陸間弾道ミサイルを持ち、しかも高性能核弾頭まで開発 している。それでも我々が平気でいられるのは、中国とコミュニケーションがあるからです。だからまず北朝鮮を早く国際常識の場に引っ張り出すことが重要だと思いま す。

田中:コソボの民族紛争は600年前の戦いに由来しているそうだけど、日本と朝鮮半島が同じ轍を踏んではいけない。後世のためにも、お互いに譲り合って関係を正常化すべきだ と思う。野中さんが「最後の政党外交だ」と言っている。(以下略)

これが日本のリーダー達ノレベルなのです。
そんな日本に北朝鮮の飢饉が伝えられると、日朝友好議員連盟などから米供与支援の声が上がり合計百数十万ト ンの高級米が供与されます。当時の河野洋平外相は拉致家族会が土下座をしてまで中止を要請したにも拘らず「自分の責任で実施する」として米の供与を行ないました
この大量の高級米が飢えた北朝鮮の人々に渡ることはなく市場で売られその代金数百億円から数千億円が日本をターゲットとするノドンミサイル生産と核開発の主要資金源となったのです。
正に自国の墓穴を掘ったのです。
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