亀井静香氏はあらゆる分野の政策に通じている。また日頃の勉強量も半端ではない。

経済コラムマガジン
09/9/28(586号)
モラトリアムの話

亀井静香氏はあらゆる分野の政策に通じている。また日頃の勉強量も半端ではない。

02年の秋頃、金融機関の不良債権処理が社会問題になっていた・・・・
これで窮地に立ったのが、銀行借入で自社ビルを建てたオーナ達であった

金融庁の検査マニュアルは、土地投機に走った、いわゆるバブル紳士の企業を念頭に作った。それを店鋪を自社ビルに立替えた個人営業企業にも適用しようとするから問題になったのである。全く返すあてもない不動産投機会社と、地道な商売をやっている人々への債権を同等に扱っていたのである。・・・・

最後に亀井静香氏がAさん達に「よし分かった!」と言ってお開きになった。これでAさん達の半年に渡る政治家巡りも終わった。後に金融庁の検査マニュアルの運用が改善されたと聞く。ただこれに亀井さんがどれだけ関与したかは不明である
・・・・
今回、亀井さんが「モラトリアム」と言い出したことを、単なる「思いつき」という風なマスコミの解説がある。しかし少なくともAさん達と会った6年以上前から、亀井さんは「モラトリアム」を真剣に考えていた可能性が強い。

マスコミでは亀井さんの「モラトリアム」発言を唐突と決めつけている。しかし亀井氏の情報力は政界で随一と筆者は思っている(賛同する政治家は多い)。アンポンタンなマスコミ人と違い、氏は何かを掴んでいるのである

このままでは年末・年始あたりの日本経済がどうなるか不安である。亀井さんはこのあたりを分っているのではないかと思われる


亀井さんは 
政府紙幣を刷ってでも 民間がやらなければ 国が使えという
丹羽春喜教授
の理解者
小泉さんに 徹底的にいじめられすぎて限界点を超え体調が・・・
ダーディなイメージ?がついて回るのが残念

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