ミリオンリース販売株式会社の主力商品である、富士通製の中古オフコン群。その歴史と歩みに付いて、少しづつシリーズで紐解いて行っております。今回はその2回目です。
1986年、FACOM Kシリーズ Rモデルが発表になりました。”R”は「Revolutional Renovation」の2つのRから来ています。ワークステーションでは、前回ご紹介のK-10の後を受けて、K-10Rが発表になりました。K-10では8086だったCPUがK-10Rでは80286に強化され、メインメモリも256KBとなっていました。このK-10Rをベースに、F3770KというPOSシステム(レジスター)も作られました。このF3770KとオフコンKシリーズを接続すると、POSレジで入力された売り上げ情報などが直接Kシリーズに入力される、なんて事も可能でした。
ホストではK-220RからK300Rまでの10モデルが発表になり、1987年にホストとしての最上位モデルとして発売になったのが、K310Rです。価格は当時で3770万円でした。ちなみにユーザック・内田洋行側の名称は、USAC2001VHシリーズです。
主記憶装置は,1MbitのダイナミックRAMを採用。最大12MBまで拡張でき,高速大容量のディスク装置は最大1.3GBまで拡張が可能でした。「SDAS総合開発システム」へのアプローチとして「高生産性ツール:CASET」を提供し、アプリケーション開発工程の削減と,開発期間の短縮を実現していました。登場当初はあまりにも大型のシステムであったため、K-300Rとともに、オフコンではなく小型汎用コンピュータにカテゴリ分けされたりもしました。
K-220R以上の全てのホスト用モデルに新開発のCMOS 32ビットCPUを搭載、同じくホスト用全モデルでリレーショナルデータベースRDMを使用できるようになりました。その他にパソコン連携などの水平/垂直分散機能がさらに強化され、ソフトウェア面でも強化がはかられています。
分散連携機能と色々なOA機能、そしてモデル間での一貫互換性を武器とした新しい”オフコン”と強力な販売網により、Kシリーズは1986年度に3万9700台、1987年度に5万2000台と凄い勢いで売上を伸ばし、1987年にはオフコン市場トップシェアとなりました。
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