電気、水道等、既存のインフラに頼らず自立する住宅が徳島にあり、見学させて頂きました。
アースシップとはアメリカの建築家 マイケルレイノルズが提唱するオフグリッド住宅です。
おとぎの国の家のような外観、建築家とその仲間、そして共鳴するいろいろな国の方々が建設に参加しました。
南面はサンルーム、全面ガラス貼りです。上部にはこの家の電力を賄うソーラーパネルが見えます。
サンルームはリビングやダイニングキッチンでもあります。暑いときはひもを操作して上部から排熱します。
水は雨水を浄化して利用、使用した水は植物を育て、最後にトイレを流す水として利用されます。
北側にある寝室は土で覆われていてサンルームと打って変わって洞窟の中にいるような落ち着きのある空間。
年間を通じて安定した温度になることを期待しています。トップライトにより採光をとっています。
雨水利用システムにより地下のタンクに雨水を蓄え、飲用水として利用できるまで浄化しています。
特異な住宅ですが、自然災害や環境問題について住宅の在り方を問うているような気がします。
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