「建築家と作る木の家」 produced by みまさか木の家 岡山普及会

岡山の清流「旭川」 その旭川上流に位置する「真庭」で育まれた「美作材」で家を建てよう。

矢掛町のポツンと一軒家、完成見学会を行います

2023-12-23 | 完成見学会

真壁造りのローコスト住宅として「建築家と作る木の家」とグループ工務店の

「サイエンスホーム」で工事を行っていた矢掛町のポツンと一軒家、完成間近です

 

 

外張り断熱の高気密高断熱でありながら、1,500万円台のローコスト住宅です

屋根はローコスト住宅では主流となっているガルバリウム鋼板ではなく、平板瓦葺き

瓦屋根は断熱性もさることながら、耐久性にも優れます

 

 

外壁の黒い部分は焼杉板、既製品の機械焼きでなく職人が一枚づつ手焼きした本焼杉板

杉板の内部まで炭化しているので数十年以上持ちます、2階の白い部分はモルタル塗に

リシン吹付という昔からあるやり方です

黒と白のツートーンが裏山の杉林に映えます

 

 

柱、梁は地域材のヒノキとマツ、集成材は使っていません

プランは1階、2階ともワンルームで、空間は勾配天井でつながります

この家の用途はセカンドハウス、みんなでこのポツンと一軒家で集まって会食をしたり

カラオケをしたりする予定です

 

 

床は今養生シートで隠されていますが、無垢板のフローリングです

奥に見えるストリップ階段は90度3段割の難工事

 

 

1階の4分の1を占める土間

土間の中心に例のダルマストーブを据え、冬場はダルマストーブを中心にみんなが

集まります

 

 

この家の中心となるキッチン 土間から直接アクセスできます

メーカーのシステムキッチンではなく、木製カウンターにシンクとIHヒーターを

取り付けた造付キッチン 大幅なコストダウンになります

キッチンの内側とカウンター側で18㎝の段差があるおかげで、カウンターで座って

食事をとることができます

 

 

2階のロフト

用途を限定せず、寝室、趣味室、物置等多用途に使えます

壁は化粧をせず、あえて合板のまま 

工作の得意な施主Kさんが、棚を釘打ちしたり自由に内装を変えていく予定です

 

高気密高断熱の家ながら、建築家の創意工で実現した真壁造りのローコスト住宅の

プロトタイプですので大変参考になると思います。

完成見学会を開催いたしますので、下をクリックしてお問い合わせください

 

「建築家と作る木の家」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 総社市のちょっと田舎の家上... | トップ | 2024年、謹賀新年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

完成見学会」カテゴリの最新記事