こんな日は飛込み来客さんも少なかろうと思い
某ID君の愛車CD号のバージョンUP作業をします
&
持ち主としては細かく知りたいかな?と思い
今回は全体カキカキがCDの巻ですよん
まずはオイル抜きしつつマフラーやらキャブレタやらを外していくのです
そうそう朝一番目の来客さんで某ミニ晴れ君が来店でしたが
自動車にて登場だったので画像は無し
しかしリトル号の強力なネタ元をくれたので近日公開かも?
それと作業してたり接客してたりしてるのに
勧誘的な℡が次々続きます
やれ光回線でインターネット使ってなければ安くできるだの
PC内でなくモデムでセキュリティは如何ですか?だの
無料検索サイトは如何ですか?だの
しつこいくらいに色々なとこからかかってくるのです
相手は若年の若者って雰囲気なので
世の中で新入社員が働きだした時期だから
研修兼ねて℡させられてるよ~な気がしちゃうので
子を持つ親としてはあまり無下な対応もしずらいんだよね
考え過ぎだけどさww
さてさてCD号はエンジン降ろして本格作業開始です
先程オイル抜くのにドレンボルト外した際にチョイしか出てこない
え!オイル減り?・・・ちゃうよね
そ~思いつつオイル挿入口キャップを外すとドパッと出てきた
考えられるのはブリーザー通路の抜け不良
エンジン降ろした際にブリーザーパイプをエアーガンで吹くと
水がビシャリと出ました
たぶんブリーザーパイプのケース内室が
乳化したオイルがベトーリと溜まってると思われる
通勤距離が短くエンジンが熱くなりきる前に会社に着くのでしょう
これが続くとケース内の冷える部分に乳化オイルが溜まる
(主に多いのは冬場ですが)
しゃ~ないのですがオイル痛みも早いし困ったモンですね
ヘッド外し
カーボンは少ない方でしょう
他の部分作業中は清掃剤に浸しておいて後で清掃です
クラッチ側も分解
後でクラッチプレート等も交換です
左右のエンジンケースカバーとインナー部品等を一通り外して
ケース割り
近年何故かカブ系エンジンに多い作業です(笑
ひと昔前はSR400のケース割りが多かったけどねw
ブリーザーパイプに繋がるブローバイガス室が見えました
ストレートに放出すると一緒にオイルも噴き出しちゃうので
クランクケース内にあるこの部屋を通してから放出するのですが
ここに乳化してグリス状になったオイルがドロリと溜まってました
写真では見えてない奥の方にどさぁりとありましたw
モチロン綺麗に清掃です
この一連の作業で一番メンドイのは古いガスケット剥がし&清掃
部分的には一番時間がかかるんじゃないかな?
そして今回のメイン作業クランク交換です
50用コンロッドはあまりにか細いので
良い意味では軽量化ですがチューンエンジンだと弱点です
タケガワの強化クランクが理想ですが高級なので
今回使うのは70用純正クランク
上の50クランクと同じ距離で撮ってないので判断しにくいですが
コンロッド部の全てにおいて太く強くなっております
50用純正だとオイルポンプを回すシャフトと干渉して組めないので
ソチラも70用の物に変更します
ここで気を付けなきゃ遺憾事がありんす
シャフトが細くなるのを是正するカラーも使うのですが
そのままでケース内に収まるので気が付かず組上げると
オイルポンプが回らなくなります=焼き付いちゃいますね
なので赤矢印部分を半分以下位に削る必要アリ
早い話がオイルポンプを組付けてスムースにスアフトが回るよ~になればOK
続いてクラッチ板とフリクションディスク交換
某ID君曰くクラッチに違和感が出てきてるとのこと
確かにプレート焼けも見られるし減りのお疲れ感あります
クラッチ部の分解時にはココのスラッジも清掃が基本です
遠心力の力を使って溜めるシステム
古くにベースが作られたのに流石な作り
ヘッド側の清掃もしたけれどソレで終わりじゃないよん
ピストン上部も最低限はカーボン落とししなきゃぁ!です
そしての一気組立て
こんな天気なので昼頃からの来客さんは数少ない状態
なので集中できるから進みますね
ど~せなら車体にエンジン載せちゃいますか
エンジン組付け前にブリーザーパイプを
若干程度に環境に優しくない仕様に変更
そしてのドッキング
マフラーやキャブ等組付けてオイル入れて始動チェック
異音も無くイイ感じのアイドリングです
あとは明日あたりにワイヤー類の総取り換えして
時間あれば試乗しますかな
夜には天気は小康状態
雨が降ってないうちに帰ると致しましょう
ではではぁ~~
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