試練？

スイミングの2日前ぐらいにジャンボくんと話をしたら、「いやなれんしゅう」があったそうで。主に背中にヘルパーをつけてバタ足の練習をする級なので、それを思い出したのと、先生が次はテストだと言っていたので（私はあえてテストのことを告げたことはありません）、緊張してちょっと憂鬱になっていたのかもしれません。下に置いた台と台の間で泳ぐのですが、その台の間隔が最初だけ15mぐらいで、あとはもっと短い距離。最初は先生が立っている場所なので、多分その子の状態をを見るためと、泳力がある子はさらに伸ばすために離れているのだと思います。先生は大変そうな子には、押したり引いたりしてサポートしてあげていました。

クロールではないので息が苦しくなったら前に首を上げて息を吸うしかありません。同じ級の中では1番余裕そうに泳いでいたのですが、だからこそ、ジャンボくんは先生にあまり押したり引いたりしてもらえず、長い距離を一息で泳がなければならずに苦しかったのだと思います。

ジャンボくんともう1人以外は息継ぎなしではたどり着けないスピードのバタ足なので、君が「いやなれんしゅう」なんて言ったら他の子はどうすんだよ…と思いつつも、できることしかしなかったら楽しいかもしれないけれど、新しいことができるようにならないんだよ、と話しました。上手になってもっと上の級に行けばその練習しなくていいんだよとも

まあでもジャンボくんにとってはちょうどいい、ちょっとした試練かな？嫌なことを嫌だと言ってもらえて良かった。乗り越えられたら嬉しいなと思いました。あまりご褒美みたいなもので頑張らせるのはどうかと思っているのですが、行くこと自体を少しでも楽しくさせてあげたくて、この日のスイミングが終わったら好きなお菓子を1個買う約束をしました。

戻ってきたジャンボくん、「おもったよりかんたんだった」だってなんだよ～壁と思われたものはそんなに高くなかったみたいですさらっと乗り越えてしまいましたそして、しっかり泳げていたジャンボくんは当然、テスト合格テストは2ヶ月おきなのですが、たった2ヶ月、週に1度1時間練習しているだけなのに、2か月前とはバタ足のスピードが全然違って、すごい上達ぶりですスイミングに行けば誰でも泳げるようになるとは思いますが、ジャンボくんには水泳が向いていたのかしら？ジャンボくんの体の成長に伴ったちょうどいいタイミングでスタートできた、ということもあるのかもしれません。頼もしく泳いでいる姿は、本当にまぶしいです

写真は幼稚園で作ってきたもの。仲良しのお友達が「こうさくがだいすき」だから、それにつきあって自分も作ったそうです。ピストルかと思いきや、バーコードリーダーだそうです