現代の子育ての明暗

Facebookでママ友の書き込みを見て、子育てについて色々悩んでいることを知りました。子連れでしか会わない友達とは、なかなか面と向かってそういう話ができないものです。

理想とされる子ども像と違う我が子。我が子が○○なのは全てを管理している自分の責任。

そんな風に感じているママが少なくないようです。特に、2児の母は2人目の育ち方を見て1人目の子育てについて後悔することが多い様子。

私はそんな風には考えません。みんながみんな理想とされる子ども像のような子どもだったら恐いし、1人目は誰がどうやってもきっと2人目とは違う育ち方をすると思います。それに、専業主婦はどうしても子どもと一緒にいる時間が長いから影響力が大きくなるのは否めませんが、パパも子育ての責任者。自分1人を責めないで欲しい。子を育てようとしないで、それぞれの個性を受け入れ、子どもと楽しく過ごして一緒に成長していきませんか？悩むのは悪いことではないし、子どものために色々考えるのは親として当然だけれど、あまりにも苦しそうなつぶやきを読んで、もっと楽な気持ちになってもらいたいと思いました。

なかなかおむつが卒業できない～とか、外に出ると口が貝になっちゃう～とか、小さな悩みはあるけれど、子育てについての根本的な悩みは特にない私。私がどうこうしたところで、ジャンボくんにはジャンボくんの個性があって、勝手に育っていく。最終的にはジャンボくんがジャンボくん自身の足で歩んでいく。子どもの育つ力を信じて、その手助けをするのが親の役目だと思っています。

それは、年の離れた弟がいたからかしら？教育学部を出たからかしら？（授業中寝ていたけれど）もう少し大きいいろんな子どもたちやいろんな親たちを見てきたからかしら？もしそうなら、いずれ大半の人は子育てを経験するのだから、中学・高校で「子育て科」のような授業や実習があっても良いと思います。

子育てについて孤独に悩むのは、現代の核家族化がもたらした問題。でも、そんな悩みを気軽につぶやける（そして、励ましてもらえたりする）ツールがあるのは現代だからこそ。私は実家が遠くないことと、親世代の元同僚と毎月会えることも心の支えになっています。子育て世代と子育て終了世代が地域で交流する機会があればいいのにな…