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ビーズ展

日本人の思考について

ちょっとお堅いタイトルなのですが、今日はそんなテーマで書いてみようと思います。

外国人の知り合いがいないのでわからないけれど、日本人って、それがベストでないことでも「伝統」という言葉で飲み込んでしまうことが多い気がします。受け入れる以外に道がないこともあるでしょうが、より良くして、次世代に自分と同じ目に遭わせないように取り組まないのは思考停止だと思います。また自分よりひどい状況の人を想像してその状況を我慢する、「忍耐」という名の後向きのポジティブ思考は、日本の美意識のようにすらとらえられているけれど、それは戦時中ならでは。それを今も引きずっている気がします。

以前から別のことで考えてはいたことですが、運動会での保護者によるテントの設置問題、紛糾するのにはそんな背景があるのではないかと改めて感じました。私は「昔から保護者は日陰のない場所に敷物を敷いて1日そこで過ごすものだったのだから」とか、「子どもが暑い中頑張っているのだから保護者も我慢して我が子以外も全学年見なければ」とは思いません。昔と今では地球環境が違って気温も紫外線の強さも違うし、子どもに無理をさせているのだったら競技を減らして時間短縮するとか午前か午後どちらかだけの出番にするとか、改善できると思います。

「常識」とか「普通」という言葉が大嫌いな私、人は誰でも、人様の迷惑にならない範囲で幸福を追求する権利があると思います。お互いに足を引っ張り合って「平均」であろうとするのではなく、お互いの幸せをお互いに願う日本になってもらいたいです。 

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