「せっせと空気を読んで光を闇に変えましたよ、何が悪いの」
闇を光に変える、が正しいことだとされていてもその逆の方が断然多いんだなあ、的な短歌ですね。光を闇に変える。他人の空気を読んで聖女を悪魔に変える。当たり前じゃん？って、うーむ。
「人のカバンをデブだと言いたがるのです母は。デブだと言いたがる」
カバンのことはほっといてくださいな…私のカバンは小さいのですぐデブるのです。
「隣の人が闇を光に変えてたら闇をよいしょと乗せにくる」
まあこういうパターンもありでしょう。私の分の闇も頼むわ。困ったね。
「雪の中小学生が帰ってきます 雪じゃはしゃがん」
はしゃがないなあ、今時の小学生は雪くらいじゃねえ…！ってことで。
「キライキライ私から吸ったキラキラ返してくださいキラキライ」
まあ、嫌いをキラキラと変えるのはよくあるのでこんな短歌もいいかなと。
「好きな食器粉々にしながら唱えているおまじない 好きですよ」
ちょっとゾッとしちゃうなあ、それは…。これは何かの曲からのインスピレーションですね。正しくは忘れました。
「真っ赤な口紅世界を毒毒で染め上げてしまうほど悪口を言うの」
これもなんかの曲で口紅がどうこう、って聞いてそこからの適当なインスピレーション。
「わ。メールアドレス、はーとはあったか、から呪いのメールが届いたよ」
これ、はーとはあったか、をローマ字にするかどうか少し悩みましたが、いいか、ひらがなで。まあいいかなあ、って感じで書いてますけど、まあいいのかなあ。ローマ字にするとわかりづらいしなあ。まあどんなメールアドレスでも呪いは出してしまうと言う人間のとんでもない心理（？）だ。困ったねえ。って今日は困ったさんの短歌ばっかりか。
「どう、街角でアイを叫ぶAIをさらった僕たちは」
これも何かの曲のインスピレーションじゃなかったかなあ、南佳孝だったような気が。
「６時にピー放り出してMっこなボクがここにせっくす相手は」
シックスピーエム、からの適当な連想…いったいこの人何やってるんでしょうねえ。あんまりつっこんではいけません。はい。
