にざかな酒店

落書き貴志美さん

というわけで李々か琉留と見せかけて髪切ったバージョン貴志美さん。そんなにさりげなくもなく誰かさんの青い服が部屋にかかっております。
このシーズンは紫陽花ばっかり書きたくなって仕方ないので近所の紫陽花を散歩がてらよく見にいくのですが絵的には、あんまり進歩を感じられないなあ…。
リアルに描くのはとても無理なのでいつもぼかし気味に書くのですがいつもぼかしすぎですよ、あなた、という風情。お花は難しい。時々手癖のように幼稚園児の書く花のような花も書いてしまいますし。
物に対する観察眼というものが思いっきり欠落しておるのだな…。

ところで書評集とか読むと時々これ知ってる、これはいいんだよ。ってものも解説されたりしてその解説が素晴らしかったりするとまた読みたくなるというのもあるのですが、時々、「え、これ気まぐれで買ったものだけどその時の私にはあわんと思ったんやけど!?なんか解説読んでたらすごいおかしい本みたいやんか!!」っていうのもあって、だからそれはどこに行ったんだとブッツブツ…みたいなこともありますねえ…。
なんの話かというとほむらさんの書評集に載ってたほんじょの鉛筆日和。ああー、タイトルでなんとなく買ったけど女優かタレントみたいな人の本でしょーって思って食わず嫌いしてたらその解説なんか色々すごいんですけど、みたいな…。あと川上弘美もなんとなくありがちな感じかと思って食わず嫌いしてたらだいぶおかしいみたいじゃないですか。(注、この記事のおかしいは褒め言葉なようです)
食わず嫌いはいかんねー、ふうー。書評集ってこういうのがあるから、うっかり部屋捜索とかに流れていきがちなのです、危ない危ない。今日マチ子さんのセンネン画報、どこ行ったかな…。

で、なんか微妙に女優さんの書いたものとか芸能人の書いたものとか声優さんの書いたものとかなぜかテレビ関連の人々の書くものには微妙にこれ、なあ…面白くないんじゃない?っていう変な偏見があるのですね。私には。元々のメディア嫌いがそうさせるのかなんなのかその辺は説明不能なんですけども、でも時々そんなものまでほんほん受け入れていてはとてもじゃないけどたくさん読めないし、みたいなことも思うのですよ。
食わず嫌いはいかんね、と思いながらそんなに何でもかんでも食べるわけにもいかんだろう、的な矛盾状況というか。読書するのも自分で書くのも好きなんだけど、それ以上にラジオ聞いてポーッとする時間も好きなのですよ、私は。それこそ一日中自分だけでもの書いてたらうっかり壊れそうです。(今でも壊れかけなのに)
学びは重要だけどそれと同時に抜きの時間も大切でしょう。学んでばっかりだと隙間がないじゃないですか。
これと同じことが人の意見にも言えて、何でもかんでも「人の意見を受け入れよう」とかっていうの、しんどいでしょう、と思うんですよね。
だってそんなに多様な意見全部受け入れようがないじゃないですか。
食わず嫌いの意見とかあって当たり前というか、それがないとただの受け皿というかそれこそゴミ箱扱いですよ、あなた。みたいな。好きな人の言うこととか全部真に受けちゃうとか言う人いるけども、それって逆にすごく楽ですよね。なんの疑いもなく人の色に染まれると言うのは。ってことで今の子供は習い事押し付けられてもなんの疑いもなくあっさりと楽しくやれちゃったりして、それってすごく楽そうでいいなあ、と思う反面、そう言う子ばっかり増えてきたらいろんな意味で危なくない?と危機感を覚えます。
昨日うっかりそんなノリになっちゃったんで珍しく褒めてください、とか言いましたが(笑・あれ半分ネタですのでお気になさらず。別に無理に褒めてくれなくても大丈夫です。)私としてはたまにはちゃんとけなしてくれる人っていうのも必要なんじゃないかとかも思うんですよ。
けなされるってのもその時は気分は悪いかもしれないけど原動力としては十分なアリ要素でしょう。
自分が嫌な思いをしてなんとかっていうよりなんでこれを言われたのかなとかって考えなきゃいけないことだし(まあ相手が嫌な人だからこういうこと言うんだってのは一番簡単な逃げの理由だと)「ムカってきたからとりあえずやってやったわよ!」ってのも結構あることじゃないですか。私的にはむしろ原動力的には褒められてわーいよりもけなされた、悔しい、の方が強い時もあるんじゃないかと思うくらいで。
だから、人の言うことなんでも聞くとかそんなんが正しいとも思えないけど、それがなんで?ってのはもうちょっとみんな考えた方がいいと思うなあ…。
何でもかんでも「マウンティングされてる」って騒ぐ人、なんか苦手やわあ…。
マウンティングの仕返しみたいなねー。人のことは言えないけどねー。(時々疲れ探偵がえらいことになってるからね)あれはあれで私のガス抜きやからねー。でも疲れ探偵自体の意見としてはいつもちょっとそんなに加害者にも被害者にも同情しまくらない中立意見というか、だからだいたい彼は疲れてるんやけど。だいたいの場合においてあーゆー事件はどっちかに感情移入して怒った方が楽なのよ、あれは。彼は不器用すぎなのよ、って言う。その辺はちょっと感じ取っていただきたいところ。
彼は別に何かを問い詰めたりなんてしなくてただただ巻き込まれて疲れているだけなのです。
時々自分の殺意とかそう言うものに自分でツッコミ入れてすっごく疲れたりするああ言う感じ。
まあだんだん何を喋っているのかわからなくなってきましたが。まあ食わず嫌いも反対意見も悪口もそんなもんもあるからこその世間だし自分はそうやって作っていくもんですよね、と言うことで。
百パーセントの自分の意見もないし、百パーセントの他人の意見というやつもなく、むしろその「取捨選択」の方にこそ自分というやつがあるのでは。まあそんな感じで語りまくったんで洗濯物に行ってきます。
世の中は回っている。回る洗濯機。ぐるぐる。
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