「まあそれはそうだけど…」
「さらに最近はなんでも見られたい系のネットさんとかもいるじゃないですか」
「まあねえ…」
「ゆるい管理社会、例えば、ムカつく奴の行動逐一チェックシステム、とか」
「それは怖い、やめて」
「でもこれはダミー映像を使って、ですね。ムカつく奴の映像を全てムカつく奴の行動逐一チェックシステムを見てる映像にするわけです。そうすると、ムカつく奴は全く前向きじゃないな、自分は前向きにいつも通りのことしよう、と思うようになるんじゃないでしょうか?」
「んー、まあ、確かに同じ映像ばっかり見せられても退屈なのは退屈だわ…」
「でしょう?それともう一つ、いじめ防止策として「私のこといじめた人が不幸になったら絶対絶対報告してね」システムを学校に導入することとかどうでしょう」
「…はあ…」
「でもこれはいじめた人間といじめられたものの両方を救うシステムです。いじめた人間がいつまでも元気にやっている、と思うといじめられたものは半永久的に仕返しと恨みのスパイラルに入ってしまうではないですか。いじめたものもそこそこ不幸な目にあった、ということがわかるとそこで少しは納得できるでしょう。
延々恨みを買ってしまうより、そこで「痛い目にあった…」ということで両方痛み分けにした方が、お互いそこでやめ、になるじゃないですか」
「まあ、わからなくはないけど…善意のシステムって言われると、どうかなあ…?」
「ご先祖さんがいつも見てるよ、よりはわけがわかって怖くないと思うんですけど…」
「善意のシステムっていう言い方がそもそも怖いわ」
ちゃんちゃん。
みたいな話だけじゃあれなのでうちの猫の可愛い話もちょこっと。
にゃんこは美味しいものが本当にわかるのですね。
カリカリキッス(ぼかした言い方。)の猫おやつを買ってきたなまこさんがこれこれー、と見せてたらもとにゃがそそそっとやってきてうるん、きらーん、と…。
私が用事で一旦店に戻った時にはもうすでに手ずからカリカリキッスをカリカリとやっていましたとさ。
もえ。
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