にざかな酒店

放置自転車

と、いうわけであんまりにも今日は人が来ないのでうちの前の放置自転車のような気分の私、なのでありました。放置プレイは大嫌いです。むう!
短歌
「ひたすら放置され続ける自転車目があって 誰か来てきてきて」
ってことでそのような心情を歌った短歌。割とそのまんまですが。
「おじいさんと犬と子供が幸せの光景のように動かない」
いや、これ近くのタクシー屋のおっちゃんがこないだ来たばっかの子犬連れて散歩、そこに小学生の子が構いにくる、みたいな構図なんですけど、びっくりするくらい「彼らは動かない」
それは目を疑うほどに。幸せの光景って静止画なんですねえ、しみじみ。
「子供の目で僕を責めてみせて タンポポめいた笑顔の人、二人」
なんか、子供の目で僕を責めてっていうのはスピッツかなんかの曲かな。ラジオで流れていた。で、雅人ローラっぽい味付けをしてみましたよ、な短歌。まあこういうのも戯れ的な何かということで。
「最初にあなたの心を殺したバカを殺せば幸せになれる」
悪魔の囁き、的な。「最初と最後のどっちが憎まれるのか」これも何かの短歌で表現したいところですが。ちなみに文字数が許せば「100回くらい」って入れたかったらしいよ?っていう話。「人の心を殺すのは重罪」のはずですが「表には見えにくい罪」であり。
さらにみんなで集ればそれでよしっていう謎の法律。みんなでたかった方が本当は罪が重いのにね。
本当にね。
普通、人の家備品とか壊せば弁償するでしょう?
なんで人の心だけどんだけ壊しても全く弁償なんてしないのかな、君たちは。
ってことで「壊した心の弁償」もするように世間が整えばいいですね。という話。
これは何かの小説かなんかに使えそうなネタですよね。ね。

ところで、噛み合わない会話とある過去について、だっけ、辻村深月のんを読みました。
「被害者だったのはずの人があれだけ見事に加害者だった人を追い詰める」時点でこの小説は感情移入できない…。自分が被害者だった過去があったらなおさら相手が苦しんだ反応見せれば手加減的な要素加わるはずで。
あれだけやり込められるというのは不自然だよねえ。な。
そこが頭の中だけで考えた話だな、という印象。
「人がひるんだ隙にどんどん入り込んで傷拡大させる」なんて話法は「頭の中の公式だけじゃないと無理」ということでこの話は無理があるなあ、という感じ。
で、この話はだいたいやり込められた側の心情で書いてるんだけど、そこがさらに作り物感をましていて。
やっぱりやり込める側に立って痛快な話で済ませた方が変にいい子ぶらない話で良かったのかなあ、な。
そう、話の内容的に「作者が変にいい子になりすぎている」のが問題、この話。
やっぱりやり込める内容じゃ周りに角が立つとかなんとか色々保身を考えたんでしょうねー?な感じで。そこが余計にダメさを強調している。思いっきり悪の側に立つなら立つで思い切りよく行かねばね。作者が変にいい子ぶるの、一番悪いパターン。
あと読んだのは西尾さんの「悲鳴伝」
最近小説は心の動きだけ追って事件部分は適当に読んでるのですが。まあこれもそこそこ魅力的な部分を出してはいたかと。最近はみっちり小説読めないね。きになる部分だけ適当な拾い読みしちゃうね…ってことで。
でも前半部分の謎というか、大いなる悲鳴、地球擬人化?的なものはああ、こんなんあるあると楽しく読みました。
最近の西尾は全然読んでなかったけどこれはまあ、まあ。
あとは懐かしさだけで買った清涼院流水とかを積んでいます…そのうち、読むはず…。
どうでもいいけど世界の廃墟の本とか買って何を書くつもりだ、自分。謎の生き物系エッセイのイラスト集(なんか変な生き物)とかも買ったんですが。たまに謎の買い物をする…。
あとは世界の幸福を呼ぶアクション、みたいなイラストエッセイを買いました。幸福を呼ぶアクションのはずなのにイラストが微妙に薄暗くって何がしたいんだか?こういうの、割と好きです。
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