納豆ひげくさい

というわけで、短歌くださいの投稿用に考えてたけどあんまりにも納豆を卑下しすぎなので納豆文化の人たちに嫌われるかな、みたいなやつと向こうにあげてた小説（よこしまドリーム改訂版）を下敷きにした短歌を二つ。
「ところてんは黒蜜でしょう納豆は食べないでしょう大阪」
なんか、ほにゃらららーら大阪～みたいな歌になりそうですね。というイメージで読みましたが。
「ぐちゃぐちゃのキムチ納豆が好物なんてあなた悪魔悪魔」
だから納豆をどこまで卑下するのだ、こいつは。納豆なんて人間の食べ物じゃないわ！！あのつぶつぶがどうにも悪魔っぽい！
はい、気持ちを切り替えて向こうの小説と一緒に楽しんでくださいね短歌
「世の中に色があってよかったとあなたが食べるコンポート黄色」
「黄昏色のコンポートあなたの夢に色があるのか色に溢れて」
向こうの小説を先に読まないと意味が通じませんがまあそれはそれで。
魅厘さんは白黒世界から脱出しました（ネタバレ）
「針金のようにポキポキ折れてもまだ殺傷力　幸薄の」
そう、一青窈が俵万智に短歌習いに行く本の最後の方にある短歌で幸うすさんには男気スイッチむくむくぴょんみたいなのがあって「幸うすは意外とすごく根性のある女の人」と書いてあったので、ああ、それならば「幸うすさんは自分的には針金かなあ」みたいな。しなやかで強い、野性がありますね。なんとなく。
まあそんな感じ。殺傷力、強いですよきっと。
「赤線引く人最初意気揚々と引くけど最後しろじろ」
ってことで、書き込みや赤線のある本は私が見る本はだいたいそうなんだよね…最初の方はすっごい書き込みアンド赤線なんですよ、本。なのに真ん中より最後の方はなんか真っ白ー、みたいな（笑）体力続かないのね、赤線の…（微妙に違う方向に読まないでほしい、この文）
「パソコン触るとやめて二重奏パソコン話すと「あにゃたしらん」」
うちの猫ー猫ー。とにかくパソコン嫌いなんです、触らないでほしいんです。むくう。なのにパソコンほったらかすとねーたは知らんわー。ふくふく。き、貴様ら…（笑）っていうことで。
「こないだの打ち身の跡、内出血何か惑星の写真みたい」
というわけでこないだの良い香りのする転倒の後の話であります。うすらぼんやりと治ってきたのがなんか天体写真のぼんやりっぽく見えるなあみたいな。
「ダイジョブこの小銭の重いのは人への気遣いの塊やから」
スーパーなどで人に後ろに並ばれると小銭チャラチャラ出して、なんてことがさっぱりできない私。もうお札でボンでお釣りですぐに財布が重たくなってしまいます。というのを言い訳してみました短歌なのでした。
そうなのよ、人への気遣いで重いのよ、私。（の財布）店で両替したらバック自体がものすごく軽くなりました。どんだけ小銭貯めとんねん。
「暑いから人のしゃべりいらないんだってそうか歌は温度低い」
また「暑いからラジオいらん」とかなんとか父が言うておりますよ。もうそのうち「暑いから地球もいらん」のとちゃう。父シリーズのCDでいうと稲葉喜美子が一番マシというかなんというか。
ふくまみさがそれはスポットライトではない歌ってたので浅川マキまで聞かされましたよ。もう。
しゃべりより歌のが温度低いらしい。そうですかー。