にざかな酒店

猫語の文体

というわけで読者は踊る、いろんな意味で「言いたい放題すぎる」ような本なのですが、本を読む人はもちろん、あんまり本を読まない人にも「世の中にはこういう本があるのですか!?」的な視線でも楽しめる本だと思います。
コラム(カテゴリ?)別にいろんな本の悪口(の方が断然多いけど)と良い口(たまに)が紹介されていますよ。多分、「あの本が好き、悪口言うのはもっと好き」よりも断然悪口比率すごいと思うなあ…。
死海文書とかなんですねん、という感じとかこの漫画で言ってる猫(や犬)の文体の話とか、利己的遺伝子がどうやの女子高生の言葉には価値があるかも、とか世の中で話題になったようなことは大体ひとさらいしております。ちょっと古い本なので話題もちょっと古いですが。(その後死海文書はエヴァでまた流行った、とかいう文庫版(多分)用のその後の話もあったり)
しかしこういう読書系の本は逆に男性の作家の方が筆が鈍い、というか気を使って書いているような印象が。
女性作家の方がのびのびと書きたい放題な印象が強いのでした。
ズケズケ突っ込みさせたらそりゃおばちゃん(失礼)のが強いのは当たり前でっせ、という感じ。

まあでも猫の文体は、なんと言うか頑張って観察しましたけどお嬢様喋り以外他ないわ…と言うことを確認しました。今日の姫なんて私が帰ってきたら家具の隙間からにょ、と顔だしてそのままで静止。「あのー…甘えてきてもいいですよ?」と言ったのにそのまま「あなたの方から構いに来るのですわ」オーラをだしたまま動かず。もとにゃがはわー、と甘えにきてしばらくウニャウニャしてたらそのうちたまらなくなって「ふわー!」あたちの方が構われるのですわー!」みたいにやっと出てきてはわはわするんですよ?
ほんまのお嬢様、お姫様やわあ…。うっとり。
人間が勝手に猫にラブリーを投影しているのではない!
そもそも猫はらぶりーなのです!!
と言うことで。
で、なんかこの文書いてると知らぬ間に肩にさきにゃが乗ってるです…。
おおう、肩こり。
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