流れて

日々の流れの中で私の内に生まれたもの。
言葉ややきもの、たくさんの思いを誰かに伝えたいと。

不幸

2006-07-15 22:12:31 | Weblog
不幸という名のおまえ
いつも私のそばを通り過ぎる
私はおまえの後姿を見送って
気持ちがこんなにも
重くなる

それというのも
私自身が
私の心の正体を
知っているから

いつかは
私の番になるだろう

まわりの心に
重いよどみを残して
私は去るだろう

だから
プラスマイナス・・・ゼロか

喜びの心では
通じ合う気がするのに
悲しみの心では
通じ合えない

「お気の毒に」
「おかわいそうに」
そう言ってしまうのか

そして
心の重さをはかりあっては
苦い笑みをかわすのか

そうすれば
生きるということは
人の悲しみを見送ることだ

「グッドバイ!」