みとままのひとり言

想い出の味




週末婿様が見事なマツタケを買ってきてくれた
一つはお吸い物に
一つは今日マツタケご飯に
素晴らしくいい香りに、思ったとおりの美味しさ
大満足!

婿様のお母様がまだ元気な頃
毎年この時期になると作ってくれたマツタケのお吸い物
この味を思い出しながら婿様の手作りのお吸い物

もう二度とお母さんの手作りの料理は食べることができない
死んでも食べることはできないと。。。
その言葉が私の胸に痛いくらいに響いた

いつも傍にいると何でもがあたりまえで
感謝すら忘れてしまう
教えさえも疎ましく思ったり。。
いなくなって初めてその存在の大きさを知る
だけど、そのときにはどんなに何を思っても
もう何もできない

お母様がもう少し長く元気でいてくださったら
娘もたくさんの味を教えてもらえたのに。。。
そんな、少し淋しさの感じる味でもあった

いつも元気に私を笑わせてくれる婿様
そんな後姿には母親を亡くした痛みがあって
だからこそ人に優しく思いやりがもてるのかな。。って
そんなことを思った

娘も、息子も
同じように早くに父親を亡くしてる。。。

いつまでも、人の痛みがわかる
思いやりのある人でいて欲しい

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