「抱きしめる」のは心です

今日はクリスマス・イブです　

街のイルミネーションが綺麗に輝いてます　

そして雪が舞い降りて　誰もが雰囲気だけでも　

少しでも幸せな気分に　なりたいと想える日です　

　

前回コミニケーションでは「触れ合い」に、ついて書きましたが　

今回は「上級編：心を抱きしめる」を、テーマに書きたいと思います　

「抱きしめる」と、言うと「親が子供を抱く」「恋人同士が抱き合う」　

「友人同士で抱き合い」など、色々なパターンがあります　

「抱きしめる」イコール「密着したコミニケーション」なのですが　

日本人のコミニケーションで一番苦手としている部分なのです　

親子でしたら子供が小さい時は「抱っこ」して、体温を感じ合い　

安心感と信頼感を　得ることが出来るでしょう　

しかし大きくなるたびに　どんどん「抱きしめる」行為から離れて行きます　

これは先ほどにも書いたように本来　日本人には「抱き合う習慣」が無いので　

悲しいことに「不得意なコミニケーション」と、言っても過言ではないでしょう　

この「抱きしめる」行為は、とても大切で深い愛情を感じるのです　

赤ちゃんはお母さんに抱かれて　心音を聴き・体温を感じ　

体だけでなく心まで抱いてもらってるので　安心感と信頼・愛情を　

言葉無くても　言葉以上に感じているのです　

動物園に行くと「猿の子供が　自ら手を差し出して　母親にしがみつき　

抱っこして欲しい」と、要求してる光景がみられますが　

人間の赤ちゃんの場合は　手を差し出すことが出来ないので　　

親が抱いてあげないと　子供は抱かれずに育つ傾向もあると、言うことです　

ですから小さいお子さんがいる親は　子供をたくさん「抱いて下さいね」と　

よく言われてますよね　　

たくさん「抱かれて育った子は　心豊かな大人」に、成長します　

心豊かに育った大人は　自分以外の「人・動物・自然・物」あらゆる相手に　

優しい心で接する人間になるのです　

この「抱きしめる」行為は　親子だけではありません　

夫婦・恋人・友人など　愛情の度合いは多少違いますが　

お互いの信頼感があるからこそ　「抱きしめて」欲しいのです　

「楽しい事・嬉しい事・悲しい事・苦しい事」を、分かち合い　

そして相手の心ごと抱擁して　心からの信頼を相手に伝えるのです　

この「抱きしめる」行為は　年齢・性別に関係なく心から信頼できる行為です　

辛いことを乗り越えたときに　抱きあうと喜びも倍以上になり　

辛さは半分以下にも感じるものなんです　

前回でも書きましたが「冷めた夫婦・ぎこちない親子・愛が深まらない恋人・　

真から友情を感じない友達関係」などは　言葉で何とか上手く　

コミニケーションを深めようと　思い込んでるうちに　

心がすれ違っていってるのです　

良い関係を作りたい相手がいるならば　苦楽を共に「抱き合って」　

心ごと静かに抱きしめてあげて下さい　特別な台詞はいらないと思います　

あなたの温かい胸は愛情と言う　緑豊な大地のよう　　

脈打つ心音は　ショパンのように優しく聴こえ　

安心と信頼と愛情を　１度に注ぎ込むことができるのです　

たまに外を歩いていると1人の老人が　向こうから来る友人を見つけ　

お互いに　再会した喜びを抱き合ってる光景をみます　

戦後の苦労を経験してきた人達は　その辛さや苦しみを　

乗り越える為に　お互い抱き合って励ましてきたのだと思いました　

その時の行為を今でも忘れずに　生きてきたでしょう　

お互いの「元気？」と、いう言葉よりも先に　　

お互いに生きてる喜びを　抱き合うことで心底から確認でき　　

なおかつ安心するのを　命で肌で経験し解かっているのでしょう　　

微笑ましい光景です　心が温かい証拠だと思いました　

誰でも生まれた時は　誰かに抱かれて生まれて来るのです　

本来生まれ持ってる「抱きしめる」行為は、無意識のうちに　

心身が安らぐのを覚えているのです　

　

色んな対人関係で　もう１歩深まる「コミニケーション：心を抱きしめる」は　

嫌いな相手でない限り　１番良い人間関係を作ってくれます　

親が子を　夫が妻が　兄弟・姉妹　友人同士　職場の上司と部下　　

「心まで温かくなる行為：心を抱きしめる」　

最終的には　そんな素敵な「コミニケーション」を、とってみませんか？　

でも気を付けて下さいね　特に異性に対し愛情表現だからと、言い　

突然「コミニケーションだから　抱き締める～！」と言っても　

その前にメールや会話・スキンシップなどの段階を得てから　

またお互いの関係状態を　よく把握した上での事ですよ　

そんな私も嬉しい時や辛い時など　何も言わずに静かに　

抱きしめられると　心まで受け入れてもらえた喜びと安堵感　

そして何よりも自分の心を　受け入れてもらえた信頼感と　

深い愛情を感じずにはいられません　　

たとえ相手が親であれ　子供であり　友人でも同じです　

できれば好きな人に「抱きしめて」もらえるのが１番いいのでしょうが　

今はいませんので（苦笑）　枕に顔をうずめながら抱いて寝ます　

心が冷たい人になりたくないので　今は子供を抱きしめていますが　

いつかは反対に心ごと抱きしめてくれる　心の温かい人に出会えれたら　

良いと思ってます　でもしばらくは親子で苦楽を抱き合いながら　

お互いの心を温めていることでしょう　

　

私には僕には「抱きしめる相手が居な～い」そう言う人もいるでしょう　

そんな時はうずくまるのでは無く　自分の両手を握り胸の近くまで　

持ってきてみては？　手の温かさと自らの生きてる心音を聴き　

「この手と胸はいつか　誰かの心を温めるためにあるんだ」　

そう信じて「焦らず・急がず・慌てず」に、いれば　

「あなたの心ごと　抱きしめてくれる人　　

あなたが心ごと　抱きしめる人」に出会えます

その人が現れるまで　どうか自分の心は冷やさずに温めておいて下さい　

　

今夜はクリスマス・イブです　みんなが誰かと楽しくいるとは限りません　

だからと言って　悲観しないで欲しいのです　

前にも書きましたが　またクリスマスは来ます　

そして特別な日でなくても　いつかはそんな人に出逢える事を信じ　

色んな人に出会い「コミニケーション」を、とって行きましょう　

「コミニケーション上級編：心を抱きしめる」を、お届けしました（完結）

　

そしてブログをいつも読んで下さってる方　いつもコメントを書いてくれる人へ　

ブログ上の文字ですが　　　

感謝の気持ちと あなたの心を抱きしめて・・　

「Merry Christmas & Happy Holiday For You !」　

　　　　　　　　　　　　　　A million thak's   From  Santa　tanuki