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医療における看護師のニーズと社会貢献度

2020-02-19 11:25:37 | 日記
医療行為という観点では看護師は本当に社会貢献度が高い仕事を担っているのかと疑問を抱かれることはある。資格を持っていることでできるようになる医療行為は基本的には医師でもできることだからだ。しかし、医療現場における看護師の役割について考えると、社会のニーズに合った医療サービスを提供する上で欠かせない人材だということがわかる。

患者は不調を訴えて回復したいという思いを持って医療現場に訪れるのが常だ。その不調の状況を医師に話して診察を受け、治療を施してもらうことになる。しかし、必ずしも自分が抱えている苦痛を全て説明できるとは限らず、治療方法についても不満があっても言えないことや聞き入れてもらえないこともあるのが実態だ。そのときに看護師は患者とのコミュニケーションを通してどんな希望があるのかを聞き出し、医師などの医療スタッフに伝えて対処を考えるきっかけを作っているのである。

看護師は、患者と医療スタッフを繋いでいるという役割を担っており、ニーズに適した医療を提供するために必要なポジションなのだ。その貢献度が大きいのは、医師と違って看護の専門家だからであり、患者の声を聞く力も観察して様子を判断する力も持っている。自己主張ができない患者であっても看護師の貢献によって希望しているような治療を受けられることもある。医療現場においてこのような重要な役割を果たしている点で看護師は社会的に欠かせない存在なのだ。看護師の社会貢献度についての記載は、この「看護の力で社会貢献!」というサイトもあったので読んでみると良い。