キャリアって何
みなさんは、「携帯キャリアどこお使いですか?」なんて聞かれたことありますか?
この「キャリア」ってなんでしょう?
NTT西日本のICT用語集によると
「一般的には経歴を意味する言葉だが、情報通信分野では携帯電話などの通信回線事業者を意味する。通信キャリア、携帯キャリアなどといわれる。国内においては、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク及び楽天モバイルの4社が携帯向け通信回線事業者として認定されていることから、これら4社をキャリアと呼ぶこともある。(https://www.ntt-west.co.jp/business/glossary/words-00754.html)」
つまり、大手の通信会社のことをキャリアと呼ぶようですね。
ここでは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天のことをキャリアと考えておきましょう。
キャリアと格安SIM
ここまでは、キャリアについて簡単にまとめました。
では、巷でよく聞く「格安SIM」とはなんでしょう。
SIMには契約者の情報が記録されており、これを電話番号と結びつけることによって通話やモバイル通信などができます。
このうち、大手通信会社より安く提供しているSIMのことを格安SIMと言います。
なぜ大手より安い値段で提供できるのでしょうか。
それは、格安SIMを提供する会社は各キャリアの電波を借りる形でサービスを提供しているからです。
このように格安SIMを提供している会社のことを「MVNO」と言います。
格安SIMとメリット、デメリット
格安SIMのメリットはなんといっても安いところですね。
大手通信会社の提供するプランが5,000円から10,000円もする中、1,000円未満で使えるプランもあるのが格安SIMです。
生活必需品である携帯の値段がこれほど安く済むのはとても大きなメリットですよね。
しかし、そんな格安SIMにもデメリットは存在します。
最も大きなデメリットは、「電波を借りている」という点にあります。
例えば、ソフトバンクの電波を借りているMVNOがあったとして、ソフトバンクユーザーと同じように通信ができると思いますか?
実はそうではないのです。
大手通信会社はいくつもの回線を持っていて、その中で一番繋がりやすい回線に優先して繋げるようにしています。
しかし、MVNOはその線のうちの一部しか使用することができません。
もちろん、同時接続数が増えると接続が悪くなります。
ネットにつながりにくいというのは重大な欠点になりますよね。
まとめ
いかがでしたか、キャリアと格安SIMについて理解できたでしょうか。
キャリアとSIM、全く違うように見えてとても関係の深いものでした。
メリットとデメリットを踏まえた上で、次回はさらに各プランについてまとめていこうと思います。
早速、次回は大手通信会社について解説していこうと思います。
お楽しみに。
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